塩の大地「デスバレー」@アメリカ – エキサイト: ニュース

Home » 04研究開発・生産・物流 » 塩の大地「デスバレー」@アメリカ – エキサイト: ニュース
04研究開発・生産・物流, デスバレー コメントはまだありません



2009年11月22日

やっと気温が下がったので、久しぶりにデスバレー国立公園に行ってきた。^^


夏はとにかく死にそうに暑くなる場所なので、この時期からでないと訪問する気にならないの、ここ…

ちなみに年間降水量は、わずか5センチだとか。
それほど乾燥しまくっているガチガチの砂漠で、公園全体の大きさは長野県とほぼ同じ。

それにしても、気温57℃↓って、想像もつかないんですけど…^^;


デスバレー内には、西半球で一番海抜が低いとされている場所がある。 
(Sea Level=海面=海抜0メートル)

ここ、バッドウォーター盆地がそうで、海抜マイナス85.5メートルとある。

以前にもここの場所の写真は紹介したことがあるんだけど…真っ白いのは、雪ではなく、塩。

そう、ここは、まるでSF小説の中にでも登場するような、塩の大地が実在するのである。

Googleの衛星地図で見てみると、塩の大地は見事に真っ白。
パーキングと示したところのほんの先っちょが、私が撮った写真の中に見えてる駐車場がある場所ね。

駐車場からは、階段を下りたところに木製のデッキが設置してあり、
デッキを降りると、そこから先は、塩の大地を自由に歩けるようになっている。

また、デッキのそばには、ごく小さいながらも、なんと湧き水の池がある。
この水は塩辛くて飲むことができないことから、Badwater(悪い水)と呼ばれるようになったとか。

それでも、この池には水生の生き物やバッドウォータースネールというカタツムリが住むというから驚く。

しかもこの日は、なんとフタオビチドリ(Killdeer)とマガモ(Malard)が、池のまわりをうろついていた。
こんな巨大な砂漠のど真ん中の塩辛い小さな小さな池に…いったいどこから来たんだろう?


塩の大地は…はるか昔、更新世(氷河期)にここにあった塩水湖が、
今から約1万年前に乾燥し始め、今ではこの通りその塩が堆積した…というものである。

踏み固められているところは、まるで雪が固まったようになっているけど…
ちょっと遠くまで歩いてみると、そこまで来る人は少ないのか、ガチガチにひび割れてたりする。

水分を失って結晶化した塩は、顔を近づけてみると、大変に美しい。

自然の作る芸術作品だね~。^^

塩だからね…お約束~♪ってことで、なるべくキレイなところを探して、舐めてみました。^^;

結構美味しいんだ、これが…人工的に手を加えてないから、美味しいのは当然か。
我が家では海水から採った塩を普段から愛用してるんだけど、その味に似てるかも。

デスバレーって、れっきとした(?)国立公園なんだけど、「Death Valley(=死の谷)」などという
そのオドロオドロシイ(?)名前から、アウトドアに興味のないアメリカ人の中には
いったいそこに何があるのか…どころか、国立公園であることさえも知らない人も実は結構いたりする。

あまりの暑さに生物が住めないから「死の谷」というのでは?と信じている人も意外と少なくない。
(白状してしまえば、私自身もかつてはそう思っていた。^^;)
だから、リゾート地的な国立公園を好む人には、あまり人気がないのではないかと思う。

でも、私とJはここ、デスバレーが好き。
ここに来るとまるで、地球上ではないような非日常的な光景に出会うことができるし、
想像を絶する暑さの中にたくましく生きる生物がいることに感動することもできるから。

氷河期の塩水湖から採れた塩をぺロっと舐めるなんて、ここでしかできないしね。(笑)

※死の谷という名前の由来は、ゴールドラッシュ時代と呼ばれるさなかの1849年、カリフォルニアの金鉱へ向かおうとしていた一団が近道をしようとしてここに迷い込み、数週間さまよった末にようやく谷を抜け出すことができた際、その中の一人が「Goodbye, death valley!」といったことから…という説がある。
この一団の中から、数人(一人という説も)が猛暑と水不足のために(谷に入り込むまえから衰弱していたともいう)命を落としたというが、その後ここで当時の他の誰かが尽き果てたという記録はない。

★撮影場所★
Badwater Basin
Death Valley National Park
California
⇒デスバレー国立公園について(日本語)
⇒Map




Text & Photo by 
A little something to say from California


干上がってひび割れてる部分はまさにデスバレーという光景なのに、よく見ると塩の結晶がとても美しくて自然の奥深さを感じますね。それにしても56度って想像を絶する暑さですね!

ウーマンエキサイト編集部 はぴこ



コメントを残す