あの「制約理論」で分かった、“最重要関数”はこれだ! – 日経パソコン

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この工場の日産能力は?

 ベストセラーというものは、わたしのような執筆業従事者にとって垂涎の的である。このうらやましきベストセラーの一つに、エリヤフ・ゴールドラットが書いた経営小説『ザ・ゴール』がある。

 元々ゴールドラットは物理学者で、生産管理のためのスケジューリング・ソフト「OPT」を開発したことから、ビジネスの世界に足を踏み入れた。この管理ソフトの基礎となっていたのが制約理論だ。

 制約理論とはTheory of Constraintsのことで、略称TOCとも呼ばれている。その特徴を一言で言うと、システムの制約条件、すなわち最も弱い部分(ボトルネック)を見つけ出し、これを継続的に改善して生産性のアップを図ろうとする。

 具体的に説明しよう。ここに、AとBという2つの工程が製造した部品を用い、工程Cで完成品を製造する工場がある。各工程の日産能力は工程Aが部品60個、工程Bが部品120個、工程Cが完成品80個だ。

 では、問題。この工場が1日で製造できる完成品は何個か?(図1

図1 この工場では1日に何個の完成品が出来上がるだろうか。ずばり答えてみよう

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『ザ・ゴール』が説く制約理論の重要性






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