【まんが】人間は保守的だから、80対20の法則は活用されにくいが – Newsweekjapan

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「利益の80%は顧客の20%がもたらす」「仕事の成果の80%は費やした時間の20%から生まれる」――こんな法則について、聞いたことのある人は少なくないだろう。「80対20の法則」あるいは「パレートの法則」という名で知られ、驚きや実感とともに世界中で語り継がれてきた。

 だが、多くの人はこの法則を、なんとなく知ってはいても、理解はしていないのではないか。80対20の法則で大切なのは「世の中そんなもの」と達観することではなく、それを”使う”こと。リチャード・コッチによる『新版 人生を変える80対20の法則』(仁平和夫/高遠裕子訳、CCCメディアハウス)は、この法則を人生やビジネスに応用し、成功を導くためのいわば手引書だ。

 このたび、この世界的ロングセラーがオリジナルストーリーでコミック化されたのを機に、『まんがでわかる 人生を変える80対20の法則』(リチャード・コッチ原作、阪口ナオミ作画、CCCメディアハウス)の「プロローグ」と「第1章」から一部を抜粋し、5回に分けて掲載する。

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『まんがでわかる 人生を変える80対20の法則』
 リチャード・コッチ 原作
 阪口ナオミ 作画
 CCCメディアハウス

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『新版 人生を変える80対20の法則』
 リチャード・コッチ 著
 仁平和夫/高遠裕子 訳
 CCCメディアハウス

※第1回【まんが】80対20の法則は、実は使ってこそ価値がある はこちら
※第2回【まんが】少ない努力で大きな成果を出すのが、80対20の法則 はこちら
※第3回【まんが】駄菓子屋の経営も、20%の売れる商品が支えている はこちら
※第4回【まんが】投入と産出、原因と結果、努力と報酬の「不均衡」は一貫している はこちら

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ジップとジュランの再発見

 しかし、80対20の法則はじつに半世紀にわたって埋もれていました。再発見されたのは、1949年のことです。ハーバード大学の心理学教授ジョージ・K・ジップは、パレートの法則を再発見し、それに磨きをかけました。そして「最小限の法則」を発表したのです。

 それは、「資源(人間、財、時間、技能など、生産に費やされるものすべて)は、労力が最小限ですむように自らを調整する傾向がある」というものでした。そしてこの法則がはたらくため、産出の70~80%がわずか20~30%の資源からもたらされるという不均衡が生じることを発見したのです。

 さらに1951年には、ルーマニア生まれのアメリカ人技師ジョセフ・モーゼス・ジュランが、「ほんの一部の要因が全体に決定的な影響を与える」という法則を、品質管理に応用しました。彼は、品質管理を専門とするコンサルティング会社を設立、欠陥品をなくし、製品の信頼性と価値を高めることに成功したのです。






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