そこだったのか!トヨタの儲けの源泉が明らかに – JBpress

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1966年に発売された初代カローラ。主査は「車両主査10カ条」で有名な長谷川龍雄氏(出所:Wikipedia)

 2016年3月期の売上高27兆5000億円、営業利益2兆8000億円。日本の製造業の中で最も売上が高く最も稼いでいる会社は、日本人なら誰もが知っているトヨタ自動車である。



 なぜ、トヨタがこれほど儲けることができるのか。書店に行けば、著名な大学の経営学者やジャーナリストによるトヨタ関係の本がずらりと並んでいる。そのキーワードを拾ってみれば、「ジャストインタイム」「カンバン方式」「リーン生産方式」などである。

 結局、すべての本の思想や考え方は、1978年に大野耐一氏が出版した『トヨタ生産方式』(ダイヤモンド社)がその根底にある。

『トヨタの強さの秘密 日本人の知らない日本最大のグローバル企業』(酒井崇男著、講談社現代新書)

 しかし、これらはすべて間違っている! 現在トヨタは、「トヨタ生産方式」で儲けていない、と唱える人がいる。『トヨタの強さの秘密 日本人の知らない日本最大のグローバル企業』(講談社現代新書)の著者、酒井崇男氏である。では、一体、トヨタはどのようにして儲けているというのか。

 酒井氏は、上記の本の前に、『タレントの時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論』(講談社新書)を出版している。私は、以前のコラムでこの本を取り上げ、「クルマも半導体も同じように高度な擦り合せ技術が必要であるにもかかわらず、設計や製造などの技術全般に精通し、市場、顧客、原価などビジネスの全体像を理解しているタレントがクルマには主査として存在するが、半導体には見当たらない」ことを説明した。そして、そのような差が、我彼の差を生んでいると結論した(「自動車と日本半導体の差が開いた決定的な理由」2015年5月28日)。






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