脳内のニューロンがどのようにして動いているかをプレイして実感できる「Neurotic Neurons」 – GIGAZINE

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by Bryan Jones

人がどのように学習しているのか、そして1度学習してしまった「恐れ」や「不安」はどのようにして消すことができるのかを、脳内のニューロンの働きを実際に体験することで理解できるのが「Neurotic Neurons」です。

Neurotic Neurons
http://ncase.me/neurons/

上記ウェブサイトにアクセスすると、インタラクティブなムービーが再生されるので、まずはニューロンを1つをクリックします。


すると信号が軸索を通って隣のニューロンへと送られ、さらにその信号が隣のニューロンへと運ばれていき、全体が活発化していくのがわかります。これは単純化されたモデルですが、脳で起こっているのはだいたいこんな感じのこと。


ここで「恐れ」と「安心」につながるニューロンが登場。ウェブサイト作成者のニッキー・ケースさんは「人に失敗だと見なされること」「誰かの近くにいること」、そしてなぜか「穴」という3つの事柄について、すぐに不安を抱いてしまうという傾向がありました。さらに、この不安が「不安を抱くことに対する不安」を生み出していたとのこと。ムービーでは赤い「不安」のニューロンばかりが発火しています。


なぜ人はこのような不安を抱いてしまうようになるのか?ということを説明するために、ウェブサイトでは脳のシナプスの仕組みであるヘッブの法則を実際に体験できるようになっています。


細胞体の1つをクリックしてから……


その隣にある別の細胞体をクリック。


すると以下のような感じで2つがつながります。ニューロンが発火し別のニューロンと接続することで記憶や学習が行われるという、以下のような現象がヘッブの法則。ヘッブの法則は人がなぜ不安を抱くのか、ということを説明します。例えば、子どもの頃に犬にかまれた人は「犬」と「痛い」というニューロンの間につながりができているので、人は犬への恐怖を持つことになるわけです。


一方で、「反ヘッブの法則」というものも存在します。


つながりができた2つのニューロンのうち、最初にクリックした方だけを何度もクリックしていると……


最終的に2つの間のつながりが消えました。これが反ヘッブの法則。通常、2つのニューロンは信号の送受信が繰り返されることでつながりを強めますが、信号が一方からしか送られないと、次第に2つの間のつながりは弱くなります。このため、犬に対して恐怖を抱いている人でも、人なつこい犬にばかり触れ、「痛い」から「犬」へのつながりが弱めると、犬に対する恐れは消えます。


先ほど登場した「恐れ」と「安心」につながるニューロンで言うならば、「恐れ」に対するつながりをニューロンを何度もクリックすることで消し……


「安心」と接続するよう設計しなおせば……


人は特定の事柄についての恐怖や不安を消せるようになるわけです。


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