日本SCM協会 「SCM検定」立ち上げ – 物流ウィークリー

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 日本サプライチェインマネジメント協会(日本SCM協会)が「SCM検定(ロジスティクス領域)」を新たに立ち上げ、11月18日に第1回の試験を東京流通センター(TRC)で実施する。鈴木邦成事務局長理事(日本大学教授)に話を聞いた。

 ―SCM検定とは

 「現代経営においてSCMの構築はさまざまな業界・企業に求められる必須のビジネススキームとなり、その流れの中で当協会が設立され、概念の普及や企業スキーム、産業インフラ構築推進の補助輪となるべく社会貢献を目指してきた。今回、SCMのさらなる普及と浸透を念頭に検定をスタートする」

 ―ロジスティクス領域とは
 「SCMの領域は、開発から生産、流通、消費、さらには静脈に至るまで幅広く、1個人、あるいは1企業の知識や知見だけでは実務の知識を完全に網羅することは不可能。そこで、まずは『SCMの実働部隊』ともいえる『ロジスティクス領域』に絞った」





 ―試験範囲は

 「貨物自動車運送事業法(貨運法)、貨物利用運送事業法(貨利運法)、物流総合効率化法(物効法)で、いずれも10問10点で30点満点。合格ラインは3科目で20点以上だが、各科目すべてに基準点(6点)を設定しており、1科目でも下回った場合は不合格となる。選択式試験で試験時間は40分」

 ―免除規定は

 「運行管理者資格者は貨運法を、当協会指定の物流センター見学や専門セミナーを受けた場合は物効法の科目を免除する」

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 ―合格者は

 「協会認定の『物流コンシェルジュ』の称号を授与する。いわば『物流コンサルタント』の資格で、協会が窓口となるロジスティクスビジネスでの公募がある場合には応募できる。認知度が高まるにつれて、資格を保有するメリットも増えていく。早期の取得をお勧めしたい」

 ―取得後は

 「協会公認の『物流コンシェルジュ会』のメンバーに登録され、2年に1回の更新講習を受講することが義務付けられる」

 ―今後の展開は

 「効果や反響を鑑みて、将来的には『リサーチ&デベロップメント(R&D)領域』『プロダクト&マニュファクチャリング領域』『セールスマーケティング領域』『リバース領域』などの検定実施も検討していく」

 ―申し込み方法は

 「協会HPからのみ受け付けている。受験料は個人でも受講しやすいように3000円に抑えた。多くの業界関係者に挑戦してもらいたい」

◎関連リンク→ 一般社団法人日本サプライチェインマネジメント協会



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