苦しい編成、迫られる選択と集中 栃木県29年度当初予算案 – 産経ニュース

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 福田富一知事の4期目最初の予算編成は、県税収入が当初予算ベースで5年ぶりに前年度を下回る中での苦しい滑り出しとなった。

 「少人数学級は3、4年生一気に進めてもいいんじゃないかと個人としては考えた。しかし、今はそういう環境ではなかった」

 福田知事は9日の記者会見で、新年度予算案に35人以下学級の実現を小学3年分しか盛り込めなかった心境を口惜しそうに吐露した。他にも、子育て支援や医療福祉策をあげ、昨年11月の知事選の公約とした70の政策のうち、着手できなかったのは15事業とした。

 県が財政健全化を進める中で、県税収入が増えなければ、歳出増は抑制せざるを得ない。特に、県の貯金にあたる財政調整的基金は今回114億円切り崩し、残高見込みは592億円となっており、今後も思うような予算付けは難しいのが実情だ。

 福田知事は新年度に5カ年計画の総合戦略などが折り返し地点を迎えるとして、「収穫を得る目的に向かって29年度は進む1年。この予算は穂が出て、実りを迎えることにつなげたい」としたが、稲穂への養分が限られる中で十分な収穫を得るには、さらなる選択と集中は避けられない。(楠城泰介)






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