氷見牛販売社 立ち入り 富山県など 他産地肉の疑い – 中日新聞

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夜まで立ち入り調査して、車に乗り込んだ北陸農政局と富山県の職員=22日午後6時2分、富山県氷見市朝日丘で

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 富山県氷見市のブランド牛肉「氷見牛」の販売大手「有限会社細川」(氷見市本町)が他の国産牛肉を氷見牛として販売していた疑いが持たれている問題で、富山県と北陸農政局は二十二日、同社の精肉店に併設する焼き肉店「牛屋」(同市朝日丘)に立ち入り、店内の表示や伝票、保管方法などの事実関係を調べた。

 富山県の農産食品課と県民生活課、農政局表示・規格課の職員計四人は食品表示法、景品表示法、牛肉トレーサビリティ法違反の疑いで立ち入りした。伝票や納品書、在庫の管理方法のチェックのほか、細川好昭社長(44)ら関係者から聞き取りしたとみられる。午前十時ごろから調査を始め、午後六時に終えた。報道陣の問い掛けに応じず、足早に店を後にした。

 精肉店に訪れた客らは、詰め掛けた報道陣に戸惑った様子。焼き肉店は臨時休業していた。

 富山県の伍嶋二美男農林水産部長は本紙の取材に「まずは事実確認。氷見牛は特に高い評価を得ていたので、信頼を失っていくことは非常に残念」と話した。

 この問題は、本紙が氷見牛と表示された牛肉を購入し、民間の産地判別分析機関に鑑定を依頼したところ、七品のうち五品が氷見牛ではないと判定されて発覚。「細川」が経営する精肉店と焼き肉店などで、昨年十二月〜今年一月に販売していた肉の一部で、「同位体研究所」(横浜市)の鑑定で関東、中国地方などの産地のものと判定された。

 他産地の牛肉を氷見牛として販売すれば、食品表示法違反などの疑いがある。農政局は牛の個体識別番号が表記されたラベルを肉の包み紙に張って保管するよう小売店に指導しているが、細川社長は本紙の取材に「記憶で管理していた」と述べ、ラベルを張らずに他産地の国産牛と同じ冷蔵庫に保管をしていたことを認めている。

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