ヘッジファンド、17年は資金流出ペース鈍化か-マクロ戦略への期待で – ブルームバーグ

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ヘッジファンドの顧客は、今年は業界からの資金流出ペースが鈍化すると見込んでいる。地政学的に不安定な時期のマクロ戦略ファンドの成績に機関投資家は信頼を寄せていると、ドイツ銀行の調査が明らかにした。

  8日公表されたこの調査によると、回答者らは2017年の資金動向を10億ドル(約1140億円)の純流出と予想した。16年は700億ドルの純流出だった。昨年の予想は370億ドルの純流入で、投資家が自分で予想した通りに行動するとは限らない。

  今回の調査で回答者は、マクロ戦略のファンドを最も有望視している。差し引きで27%の回答者がマクロ戦略ファンドへの投資を増やすつもりだと答えた。欧州連合(EU)離脱を問う英国の国民投票や米大統領選挙のあった2016年と比べても「政治を巡る今後の見通しはそれ以上ではないまでも、同じくらい不確実に思われる。経済成長を促す方法について、世界の政策当局者の間で違いが目立つ」と、ドイツ銀は調査結果についてのリポートで指摘した。

  クオンツ戦略の人気も引き続き高い。クオンツファンドに投資しているという回答は79%と昨年調査の70%から上昇。この種のファンドに資金配分を増やす計画だとの回答は46%だった。一方、株式ロングショート戦略のファンドへの投資は減らすという回答が18%に上り、ファンドの種類別の中で最大だった。

  手数料が発生する下限のリターンを定めることや投資資産の増加に伴い手数料率が下がる仕組みを求める回答も7割以上と多かった。

  ドイツ銀行は機関投資家460人を調査し、結果をまとめた。

原題:Hedge Fund Clients Say Retreat to Slow in 2017 as Macro Beckons(抜粋)




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