倒産する会社の特徴「住宅ローンの審査が通らなかった」――当事者の … – エキサイトニュース

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 倒産件数は17年ぶりの低水準で推移する一方、東芝のような大企業ですら倒産危機に陥る時代。明日は我が身に降りかかるリスクを事前に察知できないものか。倒産する会社が示す予兆を見抜き、いち早く対処すべく、かつて倒産の経験がある会社員に話を聞いた。四国某市のM建設で働いていた富岡洋司さん(仮名・39歳)が最初に異変を感じたのは、’10年秋のことだったという。

「私を含め既婚の同期3人が地元のA銀に住宅ローンを申込み、立て続けに断られたんです。A銀は会社のメインバンクでもあり、先輩たちもみんなそこで住宅ローンを組んでいました。借入額も目安と言われる5倍未満だったんですが、3人全員が審査落ち。異例の事態に『うちの会社ヤバイのでは?』と従業員の間に衝撃が走りました」

 しかし、そんな従業員らの不安を揉み消すかのように、この頃から仕事がやたらと忙しくなった。

「休日の現場作業が増え、月に2、3日しか休めなくなりました。アルバイト作業員も増員していました。しかし、他社の現場の後片付けなど採算の合わないチマチマした仕事ばかりでしたけど」

 後で知ったことだが、この頃、すでにM建設は建築基準法改正による工期の遅れやリーマン・ショックの煽りで火の車だったという。

「A銀勤務の知人に後日談として聞いたところ、当時の社長は毎日のようにA銀の融資課を訪ねていたそうです。採算度外視の仕事をたくさん取るようになったのも、キャッシュフローを作って融資を受けやすくするためでした」

 社長が資金繰りに奔走する一方、M建設の危機は外部に漏れ伝わっていく。






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