Red Hatいわく「ライセンスだけでは本物のオープンソースとはいえない」 – TechTargetジャパン

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 オープンソースソフトウェア(OSS)といえば、以前はコストを抑えるための1つの手段だった。だが、今やイノベーションのためのプラットフォーム専用ツールへと進化している。こう話すのはRed HatのCEO、ジム・ホワイトハースト氏だ。

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 「2017年までの5年間、ビッグデータ、クラウド、ソフトウェア定義ネットワークにおける開発の大半はオープンソースが起点になっている」と、ホワイトハースト氏はシンガポールで報道機関に話した。同氏は、GoogleやFacebookのようなインターネット大手が主導するイノベーションは、主にオープンソースプラットフォームを基盤にしているとも補足する。

 「オープンソースは単なるコスト節約の手段ではなく、ビジネスの問題解決に向けて新機能を実現する存在になっている」(ホワイトハースト氏)

 2016年にRed Hatが調査会社Forrester Researchに委託して実施した調査によると、アジア太平洋(APAC)地域のCIO(最高情報責任者)とIT部門の上級意思決定者455人のうち、52%がクラウド、モビリティ、ビッグデータ、DevOpsなどの分野にOSSを既に取り入れているという。Forresterはこの調査で、APACのIT部門の責任者はオープンソースを単なるコスト削減の選択肢ではなく、戦略的投資として捉えているとも指摘している。

 こうした背景から、あらゆる企業がオープンソース戦略を必要とするようになっているとホワイトハースト氏は言う。中でも特に求められているのは、OSSを使ってビジネスを変革する戦略だ。

 「デジタル変革に必要なのは組織を抜本的に変えるテクノロジーだ。だが、ビジネスモデルの変化が非常に早く、不明瞭なことが非常に多い状況では企業自身が生き残っていく方法を見直す必要がある」と同氏は言う。

 同氏によれば、これまでなら自社を変革する戦略を立てて実行に移すことができたかもしれないが、世界の動きが非常に速くなっているため、有意義な5年計画を立案することはできなくなっているという。

 「Ford MotorとGeneral Motorsは2、3年でUberの存在に脅かされることになるとは考えてもいなかっただろう。Googleが利用者のカレンダーにアクセスし、その利用者のニーズを満たす適切な移動サービスを提供する航空会社を提案することなど、航空業界は心配もしていなかっただろう」(ホワイトハースト氏)

 こうした懸案事項に対処するには、計画の立案数を増やすのではなく、むしろ減らして機能の構築に専念することで、より迅速に変化に対応できるようにすべきだと同氏は助言する。

オープンソースへの参加促進

 ホワイトハースト氏によると、世界の大手企業数社がRed Hatを利用するのは、同社のテクノロジーが目的ではないという。






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