【個別銘柄】鉄鋼や証券が上昇率上位、H2Oリテ大幅高、伊藤園安い – ブルームバーグ

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2日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  鉄鋼:新日鉄住金(5401)が前日比5.8%高の2505円、神戸製鋼所(5406)が6.8%高の1082円、JFEホールディングス(5411)が5.9%高の1932.5円。鉄鋼は東証1部33業種で上昇率1位。SMBC日興証券は、原料安に対して国内鋼材価格の値上げに挑むとして、鉄鋼セクターの業種格付けを「弱気」から「中立」へ引き上げた。個別では新日鉄住金について、2018年3月期下期に想定以上にスプレッドが拡大する可能性が高まったとして業績予想を増額、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。

  証券:野村ホールディングス(8604)が5.3%高の698円、大和証券グループ本社(8601)が2%高の693.5円。証券・商品先物取引は東証1部33業種で上昇率2位。東海東京調査センターの摩嶋竜生シニアアナリストは、日経平均株価が思いがけず節目の2万円を超えたことで個人の投資マインドが好転し、売買が増加して証券会社の利益が増えるとの期待が出ていると指摘した。

   エイチ・ツー・オー リテイリング(8242):6.7%高の2013円。阪急阪神百貨店の5月の売上高は前年同月比5.4%増だったと1日に発表した。阪急うめだ本店は婦人ファッション全体が好調で同8.7%増。野村証券は5月の百貨店売上高全般について、休日減を吸収しおおむね増収を確保できた点を評価。昨年来の期待通り、17年度上期中心に円安株高効果による回復が続く可能性が高いと指摘した。

  伊藤園(2593):4.3%安の4465円。1日発表の18年4月期営業利益計画は前期比3.8%増の226億円で、市場予想254億円を下回った。みずほ証券は、前期比8.3億円の増益計画について、単体が8.5億円増に対し子会社などは小幅減益見通しで、保守的との第一印象と指摘した。

  三菱電機(6503):5.2%高の1643.5円。ゴールドマン・サックス証券は1日付で投資判断を「売り」から「中立」に、目標株価を1400円から1430円に引き上げた。家電減益など今期の懸念要因は株価におおむね織り込まれたと判断。前提為替レートの見直しなどで業績予想を変更し、18年3月期営業利益を2890億円(会社計画2800億円)、来期を3040億円とした。

  出光興産(5019):4.6%高の3275円。岡三証券は1日付で投資判断を「中立」から「強気」に、目標株価を3540円から3650円に引き上げた。昭和シェル石油(5002)との経営統合は不透明な状況だが、協働事業の強化・推進によるシナジー効果に加え、石油製品マージンの改善や石炭価格上昇による収支改善が期待できると指摘。18年3月期営業利益予想を1150億円から1410億円(会社計画1240億円)、来期を1180億円から1500億円に増額した。

  THK(6481):4%高の3265円。野村証券は1日付で目標株価を3400円から3900円に引き上げた。投資判断は「買い」で継続。利益の循環的な回復がまだ続く可能性が高いほか、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)は過去の回復局面と比べてまだ低く、循環株としての投資魅力は依然大きいと指摘した。17年度予想1株利益(12カ月修正ベース、のれん償却除く)を218円に15%引き上げ。 

  SUBARU(7270):3.9%高の3917円。5月の米自動車販売は5万6135台と前年同月比12%増だった。クレディ・スイス証券は、日系メーカーではスバルの躍進が目立ったと指摘。 新型「Impreza」の投入効果もあり、乗用車が18%増と販売を伸ばしたほか、ライトトラック販売は9.8%増と堅調を維持した点を評価し、会社側の米国販売計画(前年比3%増)を上回る進ちょくとした。

  クボタ(6326):4.8%高の1866.5円。ジェフリーズ証券は1日付で投資判断を「ホールド」から「買い」に、目標株価を1800円から2200円に引き上げた。コスト削減努力により北米での利益率低下リスクが相殺されると予想。米国での競争環境改善で来期は本格的な利益拡大局面に移行するとみる。17年12月期営業利益は2000億円と会社計画1980億円を若干上回ると予想、来期は2500億円と見込んだ。

  菱洋エレクトロ(8068):11%高の1820円。米画像処理半導体大手のエヌビディアが日本で医療機器向け事業に乗り出すと2日付の日本経済新聞朝刊が報道。コンピューター断層撮影装置(CT)などに自社の半導体を組み込み、人工知能(AI)でがんの可能性が高い部分を探し出すという。国内ではエヌビディアと販売代理店契約を結んでいる菱洋エレと共同で、CTなどを手掛ける医療機器メーカー向けに提案を始めたと伝わり、将来的な収益貢献を見込む買いが膨らんだ。

  LINE(3938):3%高の4110円。同社は政府が9月にも開始するオンライン行政サービス「マイナポータル」と連携するとの日本テレビの報道を受け、午後に急騰。LINEユーザーがスマホなどに読み取り機能をつけてマイナンバーカードをかざせば一部の行政手続きができるという。

  ピクセラ(6731):10%高の129円。クラウドサービスソリューションである家庭向けIoTサービス「Conteホームサービス」を、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパンが主催する展示会「AWS Summit Tokyo 2017」に出展したと2日午後に発表。

  ステラケミファ(4109):1.4%安の2944円。岩井コスモ証券は1日付で目標株価を3800円から3400円に引き下げた。投資判断は「アウトパフォーム」で継続。原材料価格上昇が響き、18年3月期営業利益は前期比15%減の37億円になると予想した。会社計画は23%減の33億5000万円。




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