電気モビリティに革新的素材、コベストロと「Sonnenwagen アーヘン … – SankeiBiz

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・世界で最も過酷なソーラーカーレース
・コベストロとPPGが非常に厳しい気候条件下で自動車用塗料の試験を実施
・アーヘン工科大学との長年にわたるパートナーシップ

■ドイツ・レバクーゼン、2017年6月12日-
 将来のモビリティをできる限り持続可能なものにするにはどうすればいいのでしょうか。この疑問を提起したドイツのアーヘン工科大学とアーヘン応用科学大学のチャレンジ精神旺盛な学生グループがその答えを見出すため、大規模プロジェクトに力を注ぎます。それは、10月8日から15日にかけてオーストラリアで開催される、世界で最も過酷といわれるソーラーカーレースであるワールド・ソーラー・チャレンジ2017に向けた、ソーラーカーの開発です。アイデアの実現に向け、約45人の若き研究者たちが指導教授の支援を得て「Sonnenwagen Aachen e.V.」という団体を立ち上げました。

 世界をリードする革新的で持続可能なマテリアルソリューションのサプライヤーであるコベストロは、学生たちの熱意に共感し、力を合わせて既存の限界を押し広げることによって、このプロジェクトを成功させたいと考えています。コベストロは著名なアーヘン工科大学と長年にわたってパートナーシップを育んでおり、素材・技術サービスプロバイダとして、またゴールド・スポンサーとして「Sonnenwagen」(ドイツ語で「ソーラーカー」の意)プロジェクトをサポートします。両者は最近、同プロジェクトに関する協力合意書に署名しました。

■ソーラー・モビリティのためのパートナーシップ
 「持続可能性はコベストロの戦略の一部であることから、この大規模プロジェクトをサポートすることになりました。革新的で持続可能なモビリティというコンセプトが今日既に実現可能であることを若い研究者たちが示そうとしています。ソーラー・モビリティは、気候保護と化石燃料の保全に大きく貢献することができます。製品開発、そしてこのプロジェクトのパートナーシップにより、私たちはイノベーション、持続可能性、さらには若い才能を支援することへのコミットメントを示したいと考えています」と、コベストロのイノベーション担当役員でチーフ・コマーシャル・オフィサーのマーカス・スタイレマンは述べました。

 「私たちは、コベストロのサポートに非常に感謝しています。特にコベストロの素材に関する優れた専門知識は、このプロジェクトに大きな利益をもたらすでしょう」と Sonnenwagenチームの初代代表であるHendrik Loebberdingは歓迎しました。ドイツのレバークーゼンを拠点とするコベストロは、既にソーラー・モビリティ向けに革新的な素材を使用することにおいて豊富な経験があります。コベストロは、ソーラー・インパルス・プロジェクトの公式パートナーとして、太陽光を唯一の動力源とする航空機で、初めての世界一周有人飛行の成功に大きく貢献しました。

■路上テスト:バイオベース硬化剤を使用した自動車用塗料
 コベストロは、Sonnenwagenプロジェクトを活用して、レースのルートを取り巻く非常に厳しい気候条件下で様々な素材をテストしたいと考えています。45?Cまで上昇する気温、強力な紫外線、空気中の高い粉塵濃度がオーストラリアの10月の典型的な気候条件です。最も重要な製品アプリケーションは、世界をリードする自動車用塗料メーカーであるPPG製の3層構造のポリウレタン塗料です。この塗料は、特に炭素繊維複合材を使用した車体部品の塗装に適しています。

 トップクリアコートは気候条件の影響を大きく受けます。炭素含有量の70%にバイオマス原料を用いたコベストロのバイオベース硬化剤Desmodur(R)eco N 7300がトップクリアコートに使用されています。

 Sonnenwagenは更に、コベストロのポリウレタンとポリカーボネート材も採用しており、ソーラーカーの軽量化と空気力学的デザインに貢献しています。

■ソーラーカーへの過酷なテスト
 ワールド・ソーラー・チャレンジは、世界一過酷なソーラーカーレースとされており、今年30周年を迎えます。世界中のチームが2年に一度、それぞれの手作りの自動車で、一滴の燃料も使用せずにダーウィンからアデレードまでの3,000 kmのレースで競います。

 ドイツ・アーヘンのSonnenwagenは、今年チャレンジャークラスのスタートラインに立つ唯一のドイツ車です。チームはレースの勝算について非常に楽観視しています。「私たちは既にゼロエミッションのモビリティでのレース出場経験があり、5大陸から集まる約40チームとの競争に参戦するための準備は整っています」と、 Sonnenwagen チームのHendrik Loebberdingは述べています。

 チームのメンバー2人が、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州で開催された4日間の気候ニュートラルなレースであるe-CROSS Germanyに電気自動車で臨み、勝利しました。1ケ月前には、Sonnenwagenのメンバーがソーラーカーの24時間レースであるEuropean Solar Challenge 2016に出場したボーフムのチームに同行しました。

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コベストロ社について
コベストロ社は2016年度売上高が119億ユーロの世界最大のポリマー製造企業のひとつです。主たる活動分野は、高機能ポリマー材料の生産、および日常生活の多くの分野で使用されている製品の革新的ソリューションの開発です。主要な顧客は、自動車、建築、木材加工・家具、そして電気・電子の各産業です。他にもスポーツ・レジャー、化粧品、ヘルスケアや化学の各産業向けに製品を提供しています。コベストロ社(旧バイエル マテリアルサイエンス)は、世界中の30拠点に生産施設があり、社員数は2016年末で約15,600人(正社員)です。詳しくはこちらをご覧ください。covestro.jp

Sonnenwagen アーヘンについて
Sonnenwagen アーヘンは、2015年9月に登録団体となりました。アーヘン工科大学とアーヘン応用科学大学の40人の熱意ある学生で構成されています。同団体の目的は、ソーラーカーを開発し、2017年10月にオーストラリアの奥地で開催されるゼロエミッションレースであるブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジに参戦することです。Sonnenwagen アーヘンは、チャレンジャークラスで唯一のドイツチームとして、3,022 kmの走路で各国のチームと競い合います。このレースに参加することで、Sonnenwagen アーヘンは持続可能なモビリティへの認知度を高め、それに対応する技術そのものの開発に貢献したいと考えています。
詳細情報は、
www.covestro.com
www.sonnenwagen.org
www.worldsolarchallenge.org
http://ppgrefinish.com/ をご覧ください。(英語サイト)






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