40歳で社長になれる!“大企業モンモン病”になっているのはもったいない – ホウドウキョク

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『40歳が社長になる日』という本の著者で、株式会社プロノバ代表取締役社長の岡島悦子さん。リーダー育成のプロと言われる岡島さんが「40歳で社長になるための10の資質と6つの努力法」について語った。(聞き手:佐々木紀彦NewsPics編集長、阿部知代ホウドウキョクキャスター)

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「自己肯定感」ではなく「自己効力感」を

佐々木:
新時代リーダーに求められる要件を10個、挙げていただきました。

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佐々木:
「4.自己効力感」という言葉は、聞いたことがない人も多いのではないかと思いますが、どういうものですか?

岡島:
未来に対する自信のことです。よくいわれる「自己肯定感」は、過去の自分に対する自信。それに対して「自己効力感(self-efficacy)」とは未来の自分に対する自信です。

阿部:
例えばどういうものですか?

岡島:
初めてのことに対する「私なら出来るかも」という自信。しかも、高い確率で出来そう、もしくは「私にしかできないかも」と思えるくらいのもの。

スポーツにおけるロールモデルがわかりやすいです。自分の周りの選手が、10秒を切るタイムを出したら、「私も出来るかもしれない」という気持ちになりますよね。

ここから「非連続の成長」の話につなげていく。上司もやったことのないことにチャレンジする人たちが増えてきて、「打席が来たらチャンス!」と思えるようになっているといいんです。

ただ、私はこれまでワークショップで2万人くらいの人と会ってきましたが、多くの人は「私なんかまだまだ」と言って、能力開発をしてからチャレンジしたいと言うんです。

失敗をするとダメだというシステムになっているからというのもあるのかも知れませんが、「やります!」となりにくい。でも「自己効力感」はこれから、とても大切なキーワードになってくると思います。

「大企業モンモン病」とは?

佐々木:
現実には、ポテンシャルの高い若手人材の多くが、“ある病気”に苦しむと提唱されていますよね。どんな病気ですか?

岡島:
「大企業モンモン病」です。優秀な人材が「この会社で活躍するぞ」という志を持って大企業に入り、10年、15年経った30代で、自分が意思決定をできるポジションについていないことに気が付く。そして、「うちの会社、何かがおかしい」と思っている。

佐々木:
この図だと、ハイポテンシャル若手人材は9の場所ですね。

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岡島:
横軸=ポテンシャル能力、縦軸=現在の役職です。大企業だと、入社して9の位置にいる人が多いと思うんです。それが、大企業では課題解決マシーンのようなKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)がおかれているケースが多いので、いかに効率よく正解にたどり着くかというゲームをやっている。

組織・上司の期待に応えるための最適化を行う、こうした類型化された環境にいると、だんだん課題が何なのかを考えることを失っていく。

そして、図の8や5に移行していき、「うちの会社はここがおかしい」「うちの経営者はバカだ」と思うようになってくるんです。

モンモンしているのはもったいない

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阿部:
「野党病」のようなものですね。

岡島:
そうして、自分が何をしたいのかを答えられなくなってしまう。

問題は、自分のことを「意識高い系」だと思っていて、経営に対して物申すときに批判的なこと。筋が通っていなくて、芯を食っていない。表層的なことを見て、「あれがダメだ」と不満を言う。図を見ると、「モンモン病」にかかっている28歳~45歳の同期でイケてる企業では3のようにバッターボックスにたくさん立たせてもらって、関連会社や買収した会社などの目立たないけれど、ちゃんと自分で意思決定できる場所に配置している。

なので、「モンモン病」の人へのメッセージとしては、「あなたの同期はすでに試合に出ていますよ。いつまでも場外でモンモンしている場合ではないですよ」ということです。

阿部:
モンモンしている時間があるなら素振りしなさいと。

岡島:
とにかく打席に立つ努力をしなさいということです。30代(45歳未満)の人は、今は大チャンス時代なので、モンモンしているのは勿体ないです。

40歳で社長になるためのその他の資質と努力はこちら
https://www.houdoukyoku.jp/archives/0029/chapters/28992

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