【投資講座】《株式の魅力》(4)〈株価分析と投資スタイル〉水準の評価と … – SankeiBiz

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06財務・会計, PBR(株価純資産倍率)/PER(株価収益率) コメントはまだありません



 前回の記事では、景気循環や成長テーマの判断が投資にとって重要であることをご紹介しました。ただし、実際にそのテーマが広く知られた時、すでに株価が上昇してしまっていることが多くあります。そのため、株価が業績の動きと比較して現在どのように評価されているのか、また、株価そのものの動きはどうなっているのかを知ることも、景気動向を見ることと同様に重要です。今回は、そうした分析手法の一部をご紹介します。(野村証券 大坂隼矢)

企業の業績と株価のバランスに注目する「ファンダメンタルズ分析」

 ファンダメンタルズ分析とは、企業の業績や財務状況をもとに、現在の株価がどのような水準で評価されているかを分析する手法です。株価水準を評価する指標としては、利益と株価の関係性を表した株価収益率(PER)と、資産との関係性を表した株価純資産倍率(PBR)などが代表的です。PERは、株価を1株当たり税引き後利益(EPS)で割ったもので、株価が利益に対して何倍で評価されているかを示す指標、PBRは株価を1株当たり純資産(BPS)で割ったもので、現在の企業価値が手持ちの資産の何倍に評価されているかを示す指標です。一般的には、PERやPBRの高い銘柄は割高に見えますが、利益成長への期待の強さを反映していることもあり、別の角度からの分析も必要です。

 また、業種によってもPERやPBRの平均的な水準は異なります。業種別のPBRと直近予想ベースROE(自己資本利益率)の散布図が参考になります。ちなみに、PBRとROEを乗じたものがPERとなりますので、図表の右上に行くほど、PERが高いということになります。ソフトウェアなど、成長性が高いと評価されている業種や、景気に大きく左右されず安定して利益を生み出す業種である食品や家庭用品などのPBRは市場平均より高くなっています。

「グロース投資」と「バリュー投資」






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