サントリー食品、「PREMIUM MORNING TEA レモン」等の新商品好調で増収増益 – ログミー

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業績ハイライト

小郷三朗氏 本日はお暑い中、お忙しい中お集まりいただきまして、決算説明会へのご出席ありがとうございます。
先月に上場から丸4年を迎えましたが、本日JPX日経400に採用されることが発表されました。企業価値、ひいては株主価値の向上に一層努めてまいりたいと思います。引き続きご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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それではまず私から2017年度上期の振り返りを中心にお話しさせていただきます。2017年度上期の業績ハイライトです。
売上高は1.6パーセント増の6,896億円、為替中立では2.2パーセント増。営業利益は7.9パーセント増の430億円、為替中立では9.6パーセント増。四半期純利益は14.8パーセント増の205億円となりました。
地域・国ごとに見ますと年初には想定していなかったことも起きておりますが、そうした環境変化に対応しながら全体として増収増益で折り返すことができました。
なお、第2四半期の配当は前年同期比3円増の37円といたしたいと思います。

2017年度経営方針(2月13日発表)

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次に4ページでございます。ここにお示ししておりますのは、今年2月に発表しました今年の経営方針です。
今年は各エリアでオーガニックで市場を上回る売上成長、そして基本的にはその売上を上回る利益成長を目指して活動いたしております。
各国の状況に関しましては、のちほど稲田から説明させていただきます。
また、今年度は今後成長が期待できるアジアやアフリカでの展開、そしてプレミアムビジネスでありますアジアの健康食品ビジネスを強化していく方針であります。
健康食品事業は、主力市場であるタイにおいて新たなディストリビュータを起用し、また自前の販売部隊を持ち、より多くのお客さまに商品をお届けできる体制になりました。さらに一層成長を図ってまいりたいと思います。

グローバル経営体制の更なる強化①

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最後のグローバル経営体制のさらなる強化に関しては、少し詳しくご紹介させていただきます。まず各エリアの自律自走とグローバル経営の両立への取り組みです。
当社の発足当時は日本事業が大半を占めていたこともあり、本社が日本事業の役割を一部担うという体制でした。
しかし、その後グローバル化が進み国内外の売上利益とも比率が拮抗してきたということを踏まえ、日本を欧州・アジア・オセアニア・米州と同じ1つの事業地域として明確に位置付けをし直し、各リージョンにおいて、自律自走の経営体制を確立してまいります。
また、本社所在地にちなんでKyobashiと呼んでいる本社を、経営戦略本部、管理本部、そしてMONOZUKURI本部の3本部体制に集約し、人員もスリム化してR&D、あるいはものづくりのプロセスにおけるノウハウの水平展開、財務部門におけるキャッシュ・フロー創出の取り組み、グローバル人材の育成と配置など、そういった各リージョンを横ぐしでサポートする役割を担ってまいります。

グローバル経営体制の更なる強化②

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続いて6ページです。グローバル経営体制の強化のもう1つは、ONE SUNTRYあるいはONE SBFというべきグループとしての一体感の醸成であります。
私たちはサントリーグループで働く人をサントリアンと呼びますが、世界中で働くすべてのサントリアンたちが共通の価値観を持って仕事をすることが大事だと考えております。
サントリーの創業者精神であるところの「やってみなはれ」の精神を発揮し、世の中に先がけて社会に新しい価値を提供するという若々しい会社であり続けたい、そして多用な個性とキャリアを持つ人材が自由闊達でフランクでフラットでフレキシブルな、そういうサントリーのもつ独特の企業風土のもと、イノベーションを次々と生み出していけるような組織でありたいという価値観を、海外のグループ会社の社員とも共有する活動を精力的に進めています。
その結果の一環として、今年はアジアの健康食品の事業会社、それまでCerebosと呼んでいた部門もあるんですが、ここを健康食品の主力商品であるブランズとサントリーをあわせましたブランズサントリーと社名変更いたしました。ほかオセアニアのフルコアグループもフルコアサントリーと社名変更いたしました。
こうした活動もあわせより一層グローバルでの一体感、ONE SUNTRY、ONE SBFを醸成してまいります。

2017年度業績の見通し

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最後に7ページです。2017年度の年間業績予想です。2月13日に発表しました。トータルの業績予想に現段階で大きな変更はいたしません。それぞれの国・地域の事業環境の変化にしっかり対応し、上場以来5期連続の増収増益を目指してまいります。
私からの説明は以上です。このあと稲田から詳細をご案内させていただきます。

セグメントの変更について

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稲田晴久氏 常務執行役員の稲田でございます。わたくしから決算概要をご説明いたします。
9ページをご覧ください。決算の内容に入る前に、セグメントの変更についてご説明いたします。先ほど小郷からも説明いたしました4月1日付けの組織変更に伴い、報告セグメントの区分、ならびにセグメント利益の算定方法を変更しております。
まず報告セグメントですが、これまでの国内、国際の2つのセグメントから、日本、欧州、アジア、オセアニア、米州の5つに変更いたしました。もっとも、従来国際セグメントの内訳として欧州、アジア、オセアニア、米州の数値を開示しておりますので、実質は変わりません。
もう1つは報告セグメント利益の算定方法の変更です。これまで各セグメントに配分していた本社費用を調整額に計上することにいたしました。
これに伴い各セグメントの利益は変わっております。このあとご説明いたしますセグメントの数字は、前年同期も含めまして変更後の数値となっておりますのでご注意ください。
変更後の2016年度実績、2017年度業績予想、また第1四半期の実績につきましては、18ページ以降に掲載しておりますので、のちほどご確認ください。
なお、今回の変更は各セグメントの業績にも影響し、全社トータルの連結売上高、営業利益の数字には変更ございません。

上期総括

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それでは決算についてご説明いたします。
10ページをご覧ください。まず上期決算のサマリーです。フランス、ベトナムなど国によってばらつきはありますが、全体としては増収増益で折り返すことができました。各セグメントの状況についてはこのあとご説明いたします。

第2四半期累計(1-6月)実績セグメント別

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次に11ページです。セグメント別の売上高、利益です。売上高、セグメント利益ともに日本とアジアが牽引するかたちとなりました。
調整額が187億円となっておりますが、ここには従来計上しておりましたのれん償却費などに加え、先ほどご説明いたしました全社費用の43億円を計上しております。

日本第2四半期累計(1-6月)実績

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ここから各セグメントについてご説明いたします。12ページをご覧ください。まず日本事業です。売上高は1.0パーセント増の4,261億円、セグメント利益は9.7パーセント増の258億円となりました。上期は市場が前年並みで推移する中、当社の売上数量は2パーセント増加しました。
年初に掲げた方針に従いまして、「ブランド強化とイノベーション」の取り組みも進めました。サントリー天然水、BOSS、伊右衛門の基幹商品に注力したことに加え、クラフトボスやサントリー天然水 PREMIUM MORNING TEAといった、新たな価値を提案した新商品も貢献いたしました。
新商品の発売やリニューアルに伴い、積極的にブランド投資を実施しましたが、効率性を意識した投入により販売促進費、広告宣伝費を抑制することができました。また、生産コストの低減など収益性重視の取り組みも継続したことで、着実に利益を創出することができました。
自販機事業では引き続き法人営業を強化しております。缶やペットボトルの自販機のほか、給茶機、カップ機といったさまざまな機材を活用した総合飲料サービスの提案により、法人のお客さまのニーズを捉え、優良なロケーションを獲得できました。
また、企業の健康ケアをサポートするポイントサービス「サントリーグリーンプラス
も法人営業における大きな武器となっております。

日本「ブランド強化とイノベーション」の取り組み

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13ページをご覧ください。ここで今年注力しております「ブランド強化とイノベーション」の上期の取り組みについて、簡単に触れさせていただきます。
まずは基幹ブランドの強化です。サントリー天然水は引き続き南アルプス、奥大山、阿蘇といった水源を訴求し、清冽とおいしい水、ナチュラル&ヘルシーというブランド価値を強化した結果、ブランドトータルで売上数量は5パーセント増となりました。
BOSSは主力の185ミリショート缶においてほぼ前年並みの販売を維持しつつ、積極的な新商品展開やマーケティング活動により、ブランドトータルの売上数量は4パーセント増となりました。
伊右衛門、サントリー烏龍茶は、中身、パッケージの大幅なリニューアルを行い、アジアブランドイメージを大きく進化させました。伊右衛門は9パーセント増、サントリー烏龍茶は1パーセント増と好調に推移しております。
次にイノベーションについてです。今年は新たな価値を持つ新商品を多く発売しておりますが、いずれも商品開発力やマーケティング力に強みがある当社ならではの商品を発売することができたと思っております。
コーヒーの新たな飲用スタイルを提案したクラフトボス、透明なレモンティーというカテゴリを創出したサントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモンは新たなお客さまにご好評をいただいており、売上数量の増加に寄与しております。
また、6月に発売したサントリー特茶 ジャスミン、オランジーナ フレンチスパークリングも順調な滑り出しとなっております。これらの新商品は既存ブランド強化にもつながっており、よい循環になってきております。
下期につきましても同様の取り組みを継続、強化してまいります。中でもBOSSはこの秋に発売25周年を迎えますが、9月5日発売の「プライドオブボス」でヘビーユーザーが多い185ミリ缶をさらに盛り上げてまいります。また、さらなる新商品の発売も予定しておりますのでご期待ください。

欧州第2四半期累計(1-6月)実績

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14ページをご覧ください。欧州です。欧州では為替中立ベースの売上高は5.7パーセント増、セグメント利益は1.0パーセント増となりました。昨年苦戦したフランスでは、小容量商品への注力や積極的なプロモーションの展開によりOranginaとOasisが伸長し、増収となりました。
英国においてはLucozade Enargyが苦戦いたしましたが、Lucozade Sport、スプリングウォーターのHighland Springが好調に推移し増収となりました。
スペインでは第1四半期に天候不順による市場減速の影響を受けましたが、第2四半期は主力のSchweppesが伸長し、増収となりました。
各国でコアブランドの強化に取り組んだことや第2四半期の天候がよかったことから欧州全体増収となりましたが、セグメント利益は微増にとどまりました。これはおもにフランスにおいて外部への委託生産が増え、サプライチェーンのコストが増加したためでございます。

アジア第2四半期累計(1-6月)実績

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次にアジアです。15ページをご覧ください。アジアでは為替中立ベースの売上高は3.6パーセント増、セグメント利益は18.9パーセント増となりました。
ベトナムでは第2四半期は市場の回復が想定よりも悪かったことに加えて、主力のエナジードリンクSting新製品発売が7月になった影響もあり、減収となりました。
下期においてはStingの新製品や茶飲料TeaPlusにも注力しながら、トップシェアの地位を維持するためのマーケティング活動を展開してまいります。
健康食品事業では第1四半期の決算説明会でご説明したとおり、タイにおいて1月から配荷力に優れるディストリビュータの活用を開始したことが貢献し、大きく伸長いたしました。
大手小売(モダントレード)との関係強化に加え、一般店(トラディショナルトレード)への配荷強化に取り組み、主力製品のBRAND’S Essence of Chickenの販売を大きく伸ばすことができました。
また、お客さまのニーズをより一層迅速に、かつ的確に捉えるため、6月から健康食品事業のマーケティング等の主要な機能をシンガポールから最大の消費地であるタイに移転しております。

オセアニア・米州第2四半期累計(1-6月)実績

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最後にオセアニアと米州です。16ページをご覧ください。オセアニアでは売上高はニュージーランドでの果汁飲料が苦戦し、わずかに前年同期を下回りましたが、主力のエナジードリンクVや、スポーツ飲料MAXIMUSの販売は堅調でした。
米州においては水、紅茶飲料やコーヒー飲料などの非炭酸カテゴリの販売が伸長し増収となりましたが、原材料などのコスト悪化等が響いて減益となりました。
ここまで上期の業績についてご説明いたしました。下期につきましては、夏の最盛期にマーケティング活動を強化し売上を拡大するとともに、フランスなどでのサプライチェーンコストの拡大にしっかりと対応してまいります。
年間の業績予想につきましては営業利益980億円を据え置きます。
私からの説明は以上でございます。

  




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