ダイキン4年連続最高益、4~6月 海外M&A奏功 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

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 ダイキン工業が8日発表した2017年4~6月期の連結決算は、純利益が509億円と前年同期に比べて4%増えた。この期間として4年連続で最高を更新した。M&A(合併・買収)で海外事業を拡大してきた効果が出ている。米国で業務用や集合住宅用が拡大し、中国でも富裕層の大型住宅向けの販売などが伸びた。

 売上高は10%増の5866億円、営業利益は5%増の744億円と、いずれも4年連続で最高を更新した。銅など原材料が値上がりし、利益率はやや鈍った。

 空調事業の売上高の約8割を占める海外が伸びた。主要な市場である米州と中国がそれぞれ15%の増収。米国では住宅街が多い北東部で施工業者向けの販売拠点を増やした。中国でも独自の施工・販売店を通じて富裕層の大型住宅向けエアコンの販売を伸ばした。

 M&Aや販売店網・工場の整備を進めてきた成果で、海外事業の比率は高まっている。空調事業の地域別の内訳を5年前と比較すると、グッドマン・グローバルを買収した米州は9%から3割弱に拡大。中国も2割近い水準で、米中で約5割を占める。工場新設を進めたアジアも13%まで増加した。国内の売上高の規模は横ばいだが、全体に占める比率は36%から2割弱に縮小している。

 この結果、世界各地で偏りなく稼ぐ体制が整ってきた。この4~6月もタイやインドネシアでは天候不順で家庭用が落ち込んだが、その一方で販売店を育成して業務用は伸びを確保した。業務用は定期的な点検や補修が必要なため、安定した収益を確保できる。

 インドでは販売店網の拡充や、機能を冷房に絞って価格を抑えた家庭用専用機の売れ行きが好調で売上高が25%伸びた。アジア・オセアニアの売上高は3%増えた。

 18年3月期通期は売上高を前期比7%増の2兆1900億円、純利益を4%増の1600億円とする従来予想を据え置いた。






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