【宏太’Sチェック】エースの手助けできるチャナティップ – スポーツ報知

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 3月に敵地で横浜Mと対戦した時より自分たちの時間を作れていたし、うまく守れてはいた。ただ、いくら組織的に守るといっても、個で勝てないと、どこかでひずみは出る。その部分が敗戦という結果に表れた。

 その中で、チャナティップは個の力でチャンスを作っていた。相手が来ても動じずにボールキープ出来るし、スプリントも常に上位に入るように運動量も豊富だ。当初は体の小ささを心配していたが、それを感じさせない働きを見せている。

 彼の秀でている点は先を読む力。僕もそうだったが、体の小さい選手は色々考えないとボールは奪えない。例えば、バウンドして来たボールがこれくらい跳ねるとか瞬時に判断し、相手より先に動き、いい位置に入るからボールを取れる。味方が球を受けた際も次を考えて動き、的確なポジショニングが出来るから、あの体でも互角に渡り合える。

 来日前はもっと突破力に特化した選手かと思っていたが、シャドーストライカーとしてエースの手助けをする動きが出来る。FWの距離が遠い時など、チャナティップがうまく選手の間に入ることで、前線の選手の距離感も格段に良くなった。あとはゴール前での強引さがもっと出れば、さらに存在感は増すだろう。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)






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