三条市に6MWの国産バイオマス発電所が稼働、間伐材を活用 – 日経テクノロジーオンライン

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事業スキームの概要

(出所:スパークス・グループ)

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 スパークス・グループは、グループ子会社のスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(SGET)が新潟県三条市の保内工業団地で整備を進めてきた木質バイオマス発電所「SGET三条バイオマス発電所」が、9月1日から運転を開始したと発表した。

 約1.2haの敷地に定格出力6.3MWの発電設備を建設した。運営会社は、SGETグリーン発電三条合同会社(新潟県三条市)。発電電力はF-Power(東京都港区)に売電する。

 燃料には、主に発電所から50km以内の中越地方の林業から排出された間伐材を使う。チップ化してボイラーで燃焼させ、高圧蒸気でタービン発電機を回す。24時間、連続運転し、毎日約200t分を活用する。間伐材の安定的な調達のため、地元の森林組合と連携したという。

 林地残材を積極的に活用することで間伐作業を促し、荒廃の進む山林を健全化するとともに、雇用創出を目指すとしている。同発電所では今年6月、地元の20~60歳代の9人を新規に採用したという。

 総事業費は約55億円。東京都の「官民連携再生可能エネルギーファンド事業」の1つとなり、出資を受けた。同ファンドは、再生可能エネルギーの普及拡大と、地域の産業振興や雇用創出などにも寄与することを目的とする。

 同ファンドの出資金に加え、プロジェクトファイナンスを組成し、東邦銀行から融資を受けた。バイオマス発電所は、太陽光発電事業に比べて燃料調達など変動要因が多く、それが事業リスクになる。このため、「ファンドによる資金で木質バイオマス発電所が建設された事例は極めて珍しい」としている。






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