【社会体験】勉強は将来の選択肢広げるから! 小岸興業が越ヶ谷高定時制3年生にとびの仕事紹介 – 日刊建設通信新聞 (会員登録)

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小岸社長(左)が足場の仕組みなどを説明した

 中途退学して人生を後悔してほしくない-。とび・土工工事業の小岸興業(埼玉県三郷市、小岸昭義社長)は8日、埼玉県立越ヶ谷高校定時制の3年生による社会体験活動を受け入れた。足場組み立ての実演などを通して、とびの仕事を紹介した。小岸社長は自身の経験から「学校の勉強が将来の選択肢を広げる」と、その意義を説いた。
 社会体験活動は県の「地域の多様な人材との連携による高校生自立支援事業」の一環。生徒の中途退学防止に向け、高校在学中から自立に向けた社会的な居場所をつくり、社会的・職業的な自立に必要な力を育成する事業だ。
 越ヶ谷高によると、定時制は家庭の経済状況が厳しく、勉強の重要性も理解できずに中途退学する生徒がいる。ロールモデルとなる大人が周囲にいないことから、社会参画への興味・関心を持てず、無気力な生徒が多いという。
 小岸社長は17歳でとびの世界に入り、21歳で同社を創業。一代で58人の従業員を抱える会社に成長させた。現在は全国仮設安全事業協同組合の青年部会長を務め、技能者の処遇改善や業界発展などに汗を流す。
 越ヶ谷高で仕事の意義や自身の半生などを生徒に講話した縁で、同高から打診があり、今回の受け入れに至った。
 この日は、会社を訪問した11人の生徒や教諭に枠組み、くさび、単管、次世代の4種類の足場を紹介した。組み立てと解体の実演も行った。
 小岸社長は17歳で高校を中途退学している。「後悔してほしくない」との思いから、生徒の目線に立って積極的に話し掛けた。生徒も熱心に質問をするなど、初めて間近で見るとびの仕事に興味が沸いた様子だった。
 社会体験活動は受け入れる企業のボランティアで成り立っている。小岸社長は「建設業に少しでも興味を持ってくれればそれで良い」と話しており、今後も打診があれば積極的に応じる考えだ。

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