第4回先進的IoTプロジェクト選考会議、グランプリは体内時計の可視化 – 財経新聞

Home » 05人事・人材開発 » 第4回先進的IoTプロジェクト選考会議、グランプリは体内時計の可視化 – 財経新聞
05人事・人材開発, コーチング コメントはまだありません



 経済産業省とIoT推進ラボは5日、IoTを活用した優れたプロジェクトを選定・表彰する「IoT Lab Selection」を開催。グランプリは、「世界初、体内時計を可視化して、睡眠改善/生産性向上させるサービス」、準グランプリは、「OTON GLASS-読む能力を拡張するスマートグラス-」であり、ベンチャー企業2社が受賞。今後は、実用化に向けた支援を行う予定という。

【こちらも】ノーベル生理学・医学賞、体内時計の分子メカニズム発見した米国の3氏受賞

 今年のノーベル生理学医学賞は、ショウジョウバエを使った実験で、遺伝子が体内時計を制御する仕組み「概日リズム」を発見した米研究者3氏に贈られた。この発表と同じくして、先進的IoTプロジェクト選考会議は、体内時計の可視化による睡眠改善をグランプリに選定した。

●世界初、体内時計を可視化して、睡眠改善/生産性向上させるサービス

 グランプリを受賞したベンチャーは、株式会社O:である。

 日本で、不眠に悩んでいる人は、2,300万人と推定され、睡眠薬を服用している人は500万人に上る国民病である。

 不眠は体内時計と因果関係があり、体内時計は覚醒度で表すことができる。起きているときは覚醒度が高く、寝ているときは覚醒度が低くなる。日本人は、実時間と体内時計が平均3~4時間ズレており、これが不眠症の原因だという。体内時計に合わせた睡眠をとるようにコーチングすることで、睡眠改善するのがプロジェクトの狙いである。

 不眠の認知行動療法に、欧米ではポピュラーなCBT-i(Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)がある。睡眠薬による治療以上に効果があるといわれるが、日本では普及していない。それは、保険適用外であり、施術可能者も少なく、起床・就寝時間など体内時計に関する多くのデータを取得・記録が煩わしいことが挙げられるという。

 これを解決するために、体内時計を可視化する端末と快眠コーチングアプリを開発。リストバンド型の体内時計の可視化は世界初という。また、快眠コーチングアプリは、CBT-i療法を基にした体内時計調整に準じるという。

●準グランプリ:読む能力を拡張するスマートグラス

 準グランプリを受賞したのは、ベンチャーのOTON GLASSである。文字を読むことが困難な読字障害者、弱視者、海外渡航者を対象とした、「読む行為」をサポートするスマートグラスのプロジェクトである。文字を音声に自動変換することにより、課題解決を支援する。(小池豊)






コメントを残す