年初来リターンは人間勝利 市場平穏でクオンツを9ポイント上回る (1/2ページ) – SankeiBiz

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 年初来の運用成績はファンドマネジャーが銘柄を選択する従来型のヘッジファンドが好調な一方、コンピューターが運用するクオンツ戦略は苦戦している。これは偶然ではない。

 従来型の株式ファンドとクオンツ型ファンドは相反する方向に動く傾向が見られ、今年1~9月の結果もこのパターンだった。ヘッジファンド・リサーチによると、平均的な株式ファンドのリターンがプラス9.7%だったのに対して、クオンツはわずかプラス0.6%にとどまった。

 今年は長期的なトレーディングができるような安定した市場が続いている。こうした環境は従来型のファンドに有利に働くが、クオンツにとってはそうでもない。クオンツはアルゴリズムがわずかな価格差を活用して利益を蓄えるため、ボラティリティー(変動性)やばらつき度合いの大きい市場でこそ最も生きる。だが、昨年の米大統領選以降の米株式市場はいつになく平穏で、CBOEボラティリティー指数は過去平均を約40%下回る水準だ。

 クリアブルック・グローバル・アドバイザーズのティム・ング最高投資責任者(CIO)は、この2つのタイプのファンドについて「一定の低い相関性が認められる」と指摘。「プラスのリターンをもたらす要因は、ファンドごとに異なっている。従って、一方にとって追い風になる要因が、もう一方にとって必ずしも追い風とはならない」と説明した。同社は複数のヘッジファンドに投資している。






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