伝統の阿多古和紙 浜松・天竜、紙すき体験施設開設 – @S[アットエス] by 静岡新聞

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紙すき体験施設「阿多古和紙・かみの工房」で作業する大城さん=浜松市天竜区の阿多古地区

 浜松市天竜区のNPO法人元気里山は14日、伝統の阿多古和紙の紙すき体験施設「阿多古和紙・かみの工房」を同区上野の阿多古地区で開設した。近くで工房を営む唯一の継承者、大城忠治さん(87)の技能を伝える施設として活用する。
 施設は半世紀前まで紙すきの作業場として使われていた木造平屋建て約40平方メートルの小屋を改修した。小屋の中に残っていた紙すきの水槽や原材料の加工道具はほぼそのまま使用し、昔ながらの紙すきが体験できる。
 同NPOは3年前に紙すき技能伝承事業を始めた。今後、その核となる施設に整備していく計画。普段はNPOメンバーらの練習場に使い、観光客向けの体験イベントも不定期に開催する予定。
 初日は地域へのお披露目会に参加した住民やNPO関係者ら約40人が集まり、大城さんが作業する様子を見守った。
 作業場を建てた故和田春吉さんの義理の娘、和田千代子さん(90)によると、農林業の冬場の副業として障子紙を作っていた。約70年前は周辺で5棟程度はあったという。「廃業後は倉庫だったので、またこんなに人が集まるとは思わなかった」と笑顔で話した。
 3年前から事業に参加する藤下舞さん(29)=浜北区=は「阿多古和紙復活の手助けができれば」と話した。






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