グロース氏:FF金利2%超えれば行き過ぎ-中立的水準の上限と主張 … – ブルームバーグ

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米ジャナス・ヘンダーソン・グループのファンドマネジャーで債券王として知られるビル・グロース氏は、米国債のイールドカーブのフラット化に気をもむ投資家について、注目すべき対象が間違っていると指摘した。

  ブルームバーグに宛てた6日の電子メールで、現在1-1.25%の水準にあるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標に注意を払う方がより重要だとグロース氏は主張した。来週の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの追加利上げが広く予想される状況で、ウォール街のストラテジストらは追加利上げの見通しの上方修正に動き始め、2018年の利上げが4回という予測も一部にある。

  しかし、グロース氏はそのような見方には同意しない。米国債の10年物と2年物
のスプレッド(利回り格差)は6日時点で10年ぶりの水準となる50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近くまで縮小したが、フラットなイールドカーブが当面持続可能だと同氏は予想し、米金融当局が引き締めを続ける場合、米国の緩慢な景気回復ペースとなかなか改善されない低インフレが懸念材料になりかねないと分析した。

  グロース氏によれば、2%を超えるFF金利が高過ぎるとやがて分かる可能性がある。FOMCの当局者と市場関係者は現在、中立的な実質金利をゼロ前後と考えており、名目のFF金利が1.5-2%前後であることをそれは意味するという。

  同氏は「短期金利の水準と中立的なFF金利の水準がどこかが、まさに決定的な要因だ」と指摘。FF金利誘導目標が2%を上回らない限り、「フラットなイールドカーブは、それが米金融当局の過度な引き締めの結果だった過去のサイクルと比べれば、それほど重要視すべきでない」との見解を示した。

原題:Bill Gross Draws Red Line at 2% Fed Funds Rate as Curve Flattens(抜粋)






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