東京五輪の顔は? マスコット最終候補3作、小学生投票 – 日本経済新聞

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 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は7日、大会マスコットの最終候補3作品を公表した。今月11日から来年2月22日までの間、全国の小学校などの学級単位で行われる投票結果をインターネットで受け付け、最多得票のデザインを採用。2月28日に発表する。


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 児童の投票でマスコットを決めるのは、五輪・パラリンピック史上初めて。採用されたマスコットは、大会関連のイベントやライセンス商品などに活用される。

 3作品はいずれも五輪とパラリンピック向け1体ずつのセットで、性別はない。大会エンブレムにも使われる市松模様や桜をデザインした「ア案」、福を呼ぶ招き猫やキツネ、神社のこま犬をモデルにした「イ案」、勾玉(まがたま)を組み合わせたキツネとタヌキが水引を背負う「ウ案」。

 作者によるマスコットのプロフィルや2体の関係性も示された。組織委は「あくまで作品を評価してほしい」として現段階で作者名は公表しない。

 組織委は今年8月、マスコットデザインの一般公募を開始。個人1774件、グループ268件の計2042件が寄せられた。多くの人に愛される、東京や日本らしさを感じられる、ライセンス商品等への展開が可能――といった項目などをもとに有識者らが審査で絞り込み、商標調査などを経て今回の3作品を最終候補とした。

 投票の対象となる小学校などは、全国約2万校の約28万学級。国内のインターナショナルスクールや海外の日本人学校、一部のフリースクールなども含まれる。視覚障害の児童が在籍する特別支援学校の小学部には、形状を触って比べられるような立体模型を送る。

 組織委は投票機会に合わせ、全国の児童が五輪・パラリンピックの歴史や意義を合わせて学ぶことを期待している。オリパラを学ぶ授業モデルなどを示した学習指導案も各校に送っている。

 大会マスコットは五輪では1968年のグルノーブル冬季大会(フランス)、パラリンピックでは80年のアーネム大会(オランダ)から登場し、多くは動物がモチーフとなってきた。98年の長野冬季五輪は4羽のフクロウの「スノーレッツ」が採用され、昨年のリオデジャネイロ五輪の「ビニシウス」は猫、猿、鳥をミックスしたデザインで親しまれた。

 組織委は来年2月に採用作品を決定した後、作者とも協議しながらマスコットの名称などを決めていく。担当者によると、商標登録確認などの作業を進め、「18年7~8月ごろのマスコットの正式発表に合わせて商品販売も始められれば」と話している。






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