超快適ノートPCが10万円で手に入る 「eX.computer note N1544J」のコスパがすごい – BIGLOBEニュース

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外部GPUを搭載した15.6型フルHDノートPC「N1544J」シリーズ。価格は7万9800円(税別)から

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 一口にノートパソコンと言っても、3万円台の安価なものからゲームプレイに特化した20万円以上のハイエンド機までさまざまな種類がある。
 執筆中心の仕事でスマートフォンよりパソコンに接する時間のほうが長い筆者の場合、経験的に10万円前後の中堅モデル以上が使いやすいと感じることが多い。冬の商戦期で注目すべきPCは……と考えていたタイミングで「eX.computer」から10万円前後で購入できる15.6型液晶搭載ノートPC「N1544J」シリーズが登場した。早速チェックしていこう。

●堅実でコスパの高いノートPC

 eX.computerの「eX.computer note N1544J」シリーズ(以下、N1544J)は、一般家庭やビジネスユーザー向けのスタンダードノートPCだ。「N1544J」シリーズには3種類のベースモデルが用意されている。
 共通する部分はディスプレイサイズが15.6型でIPS方式のノングレアタイプである点、GPUにNVIDIA製のGeForce MX150が搭載されている点だ。加えて、CPUに内蔵されたIntel HD Graphics 630も利用できる仕様となっている。メモリはPC4-19200 DDR4 SODIMMが8GB×1(空きスロット1)。OSはWindows 10 Homeだ。いずれのモデルも光学ドライブは内蔵しない。
 今回紹介するのは、CPUにCore i5-7300HQを採用し、システムストレージに240GBのM.2 SSD(SerialATA接続)を搭載する「N1544J-510/T」だ。外部GPUを搭載したモデルながら、Core i7-7700HQを搭載する最上位のN1544J-720/Tでも9万9800円、Core i3-7100Hを搭載する下位モデルのN1544J-300/Tなら7万9800円(いずれも税別)で購入できる。
 スペックで変更可能な部分は、OSやオフィスアプリ、セキュリティソフトの設定、メモリ容量、ストレージなど。メモリやストレージの交換は底面のカバーを外して行う構造のため、自信のない人はあとから増設しようとはせず、最初から必要なパーツを載せた上で購入しておくことをオススメする。

●ビジネスでも個人でも使える充実のインタフェース

 それでは、本体を見ていこう。本体のサイズは378(幅)×267(奥行)×24.9(高さ)mmで重量は約2.3kg。自動車での移動や長期の出張であれば持ち運びも視野に入るギリギリの大きさだ。ACアダプタはケーブル以外の部分の実測で30(幅)×126(奥行き)×30(高さ)mmで容量は90W。小さくはないが極端に大きくもなく、このクラスの製品としては標準的なものとなっている。本体カラーはメタリックブラックで、天板部分にはeX.computerの大きなロゴが入る。また、ディスプレイを開くとベゼル下部にもロゴがある。
 ディスプレイサイズは冒頭に書いたように15.6型で、解像度は1920×1080ピクセルだ。IPS方式の液晶を採用しており、広い視野角はもちろん、コントラストが高く発色もよい。ノングレアなので外光などや後ろの人の動きなどが映り込まないのも好印象だ。液晶上部にはWebカメラが備わっている。1920×1080ピクセル撮影に対応し、ビデオチャットで書類を見せ合うといった用途でも文字が読み取りやすい。
 拡張ポートに関しては、本体の左側面に電源コネクタ、ギガビットLAN、アナログRGB出力、HDMI出力、USB 3.0(Type-C)、USB 3.0(Type-A)、カードリーダーといった順で並ぶ。外部ディスプレイの利用やマルチディスプレイ環境の構築も可能だ。また、アナログRGBがついているので出張先の古いプロジェクターなどでも画面出力ができる。右側面にはヘッドフォン出力、マイク入力、USB 3.0(Type-A)となっている。すべてのUSBポートが3.0仕様になっており、必要十分な拡張性を持つ。もちろん有線ネットワークだけでなく、無線LANにも対応している。IEEE 802.11ac/a/b/g/nの各規格に対応、またBluetoothはV4.2に準拠している。
 キーレイアウトは10キー付きの日本語109キーボード。ボディーが大きなこともありレイアウトに変則的な部分は見られない。キートップはアイソレーションタイプで平均的なキーサイズは実測で約15×15mmほど。キーピッチは約17mm、キーストロークは実測で約2.5mmだった。本体の剛性が十分にあることから、キーを強くタイプしてもたわむことはない。また、キーを強く叩いても打鍵音は小さい。タッチパッドは独立した左右ボタンを持つ標準的なもの。パッド部は横約100×縦57mmほどと広く、使い勝手は悪くない。

●外部CPUによりゲームプレイも可能

 本製品の特徴としてGeForce MX150を別途搭載している点がある。GeForce MX150は最新のPascalアーキテクチャを採用しており、GDDR5メモリコントローラを搭載、グラフィックスメモリ容量は2GBだ。また、DirectX 12にも部分的に対応している。GeForce MX150は公式サイトでも情報の少ないGPUで、どの程度のクラスの性能を持っているのかが分かりにくい。この点はベンチマークテストで確認していきたい。
 CPUは前述したようにCore i5-7300HQを採用している。ハイパフォーマンスノートPC向けの製品で、第7世代Core(開発コード名:Kaby Lake)に属している。4個のCPUを内蔵するクアッドコアだ。ただし、Hyper-Threadingに非対応なので、同時に処理できるスレッド数はCPUコアと同じく4スレッドである。動作クロックはベースで2.50GHz、Turbo Boost時は最大3.50GHz。CPU内部にもグラフィックスコアとしてHD Graphics 630が内蔵されている。

●ビジネス用途なら十分な性能。ゲームも結構いける

 ここからはベンチマークテストで実際の性能を確認していく。改めて本製品の仕様を列記しておくと、CPUはCore i5-7300HQ、メモリはPC4-19200 8GB、グラフィックスチップはGeForce MX150とCPUに内蔵されたGPUにIntel HD Graphics 630、システムストレージはSerialATA接続の240GB M.2 SSD、OSはWindows 10 Home(64bit版)だ。
 テスト内容は3Dデータのレンタリング処理でCPU性能を測る「CINEBENCH R15」、PCの総合性能を計測する「PCMark 10」、グラフィックス性能を見る「3DMark」、ストレージの性能を見る「CrystalDiskMark」、ゲームベンチとしては「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を計測した。
 CINEBENCH R15は3Dデータのレンタリング処理によってCPU性能を計測するテストだ。成績はCPUで513(cb)、シングルコア時で148(cb)となった。次にPCMark 10の結果を見てみよう。このテストでは各種アプリケーションの起動速度やWebブラウジング性能、ビデオチャット時の処理性能、オフィスアプリの処理性能、写真や動画の編集などを行い処理性能を計測するベンチマークテストとなっている。本製品でのスコアは「3258」という結果となった。オフィス処理や動画編集などにも十分耐えうる結果となっている。
 ストレージ性能のテストを行うCrystalDiskMarkの結果も見てみよう。本製品はシステムストレージに高速なM2.SSDを搭載している。ただし、インタフェースはSerialATA方式。テスト結果はシーケンシャルリードは556.9MB/秒、ライトは419.1MB/秒という妥当な結果となった。BTOメニューではWD製240GBのSSDと記載されているため、システム情報から確認した結果、Western DigitalL製の「WDS240G1G0B」が使用されていた。このあたりは出荷時期などによって変わる可能性がある。
 続いて3DMarkの結果を見てみよう。このテストを含む3Dグラフィックス周りの計測テストではGPUをMX150側に固定して測定を行っている。結果を見ると、Fire Strike Extremeは1693、Fire Strikeは3304というスコアだ。
 そのほかDirectX 10相当のビデオ性能を計測するSky Diverでは11217、Cloud Gateが12399、Ice Stormが75576という結果になった。DirectX 12対応グラフィックステストであるTime Spyでは1211。手元の過去の製品データと比較すると、GeForce 940MとGeForce GTX 965Mの中間的な数値となっている。ヘビーな3D性能を要求されるゲームでは動作はやや厳しいが、ビジネスアプリケーションなどの支援機能としてなら十分以上の性能を持っていると言える。
 次にゲームベンチであるファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマークを計測してみた。このベンチマークテストは過去に計測してきた蒼天のイシュガルド・ベンチマークよりも負荷が高い。今回はテスト環境の都合でフルスクリーンモードで安定動作しなかったため、ウインドウモードで計測を行っている。標準的な「高品質(ノートPC)解像度1280×720」ではスコアは8972で「非常に快適」という結果だ。同一の解像度で画質を最高品質に設定した場合もスコアは6805で「とても快適」、最高品質かつ解像度1920×1080のスコアは3685で「快適」という結果になった。このクラスのゲームであればほぼ快適にプレイできるだけの性能は備えている。
 バッテリー駆動時間の実測も行った。テストに使用しているのはbbench 1.01。無線LANで常時接続し、60秒に1回Webサイトを巡回し、10秒おきにテキスト入力を行う。Windows 10の電源プランは画面の電源を切る設定やスリープ設定を「なし」にした状態に設定し、ディスプレイの輝度は40%で固定した。結果は満充電の状態からバッテリー残量が5%になるまで198分動作した。公称の約4時間には届かなかったものの、テストではインターネット接続を使った巡回やテキスト入力など実際の利用シーンに近い値なので妥当な結果と言えそうだ。本製品はボディーの大きさや重量から持ち運ぶ場面はそれほど多くないと思われるが、3時間以上のバッテリー性能は停電時などの簡易UPS代わりとしても便利だ。

●標準構成でも不足なし!

 本製品はN1544Jシリーズの中でも価格と性能のバランスを意識したミドルレンジモデルだ。CPUやGPUだけでなく、ストレージもメモリ容量も標準構成で十分な処理性能を備える。デザインは質実剛健で、ゲーミングノートのような派手さはないものの、10万円以下の価格は経費で落とすのにちょうどよい価格帯である(厳密には送料込みの場合10万円を超えるが)。
 BTOでスペックをカスタマイズするのであれば、メモリの増設をおすすめしたい。Webページを多数のタブで開いたまま閲覧し、メモリ不足でフリーズするといった(特にパソコン初心者に)ありがちなトラブルも、16GBまで増設した環境では激減する。Webブラウザで複数のページを開きっぱなしにするクセのある人は16GBに増設するとよい。ちなみに16GBに増設した場合の追加費用は+9000円ほどだ。
 今回さまざまなベンチマークを行っているが、本製品では高負荷をかけた場合でも動作音は静かなままだった。こうした静音性の高さは日常的に使用するPCとしてはとてもありがたい。突出した部分はないが、大きな欠点もない、というのが本製品の総評だ。ただし、この価格帯でそれを実現できたことこそが大きな魅力であり、特筆すべきポイントと言える。幅広い用途で利用できるコストパフォーマンスに優れたスタンダードなノートPCがほしいなら、N1544Jは候補の1つに加えておくべき製品だ。






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