2017年、企業不祥事横綱は? – BLOGOS

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もう今年もそんな時期になってきました。2017年〇〇番付であります。日経MJはヒット商品番付で横綱に「アマゾン効果」と「任天堂ゲーム機」を選んでいます。

アマゾン効果は様々な商品があのアマゾンの黒いロゴマークの箱に入って配達されるシーンが日常生活の一部となり、野菜も売り、ダッシュボタンにスマートスピーカーとくればiPhoneブームだった日本で王者入れ替えという感がしないでもありません。

一方の任天堂。新型のゲーム機「スイッチ」が爆発的に売れたということもあり、カリスマ岩田聡元社長亡きあと、どう展開するのか注目された中で想定以上の成績を残したことでサプライズ感があったことも事実であります。

話はややずれますが、最近、「テレビ見てますか?」という質問を周りの人にするのですが、「全然見ていない」と答える人が大変増えているのです。ちなみに私も日本にいた間、テレビ視聴時間は一日平均10分か15分あるか、ないかでしょうか?それもニュースだけです。では、巨大な最新型4Kテレビを何に使うのかと問えばゲーム、カラオケ、ネットフリックスなどの有料チャンネルといった地上波受信以外の用途であります。

なぜ、テレビを見なくなったか、これはトピとして長くなるので一言だけで止めておきますが、テレビ局がお笑い芸人や売れない芸人、素人がクイズ番組や体力系、食べ歩き系などで構成する似たようなローコスト番組を作り続けた没個性化だと思います。申し訳ないですが、まったく見る気がしないです。(カナダでも私はテレビ視聴はほぼ完全にゼロです。)

さて、頑張ったアマゾンと任天堂に対してダメダメだった企業は何処か、であります。

2017年もいろいろな企業のいろいろな「よくない話題」はありました。アスクルの火災、てるみくらぶ破産、タカタ破たん、積水やアパが地面師に一ひねりさせられたこともありました。

ですが、なんといっても私は東の横綱は東芝不祥事劇場を外すわけにはいかないと思います。そして西の横綱には止まらない不正の誘惑、東洋ゴム、神戸製鋼、日産に東レの苦悩を入れたいと思います。

東芝については「劇場」と言わざるを得ないほど何年も続くいばら道の経営を見ていてエリート集団で構成する大企業の脆さを感じないわけにはいきませんでした。年末になってゴールドマンサックスにすがり、6000億円もの増資を行い来年3月の上場廃止を逃れました。株主は不満でしょうが、非上場になるよりはよかったでしょう。2018年にはサザエさんのスポンサーも降りますが、半導体子会社を巡る「東芝トタバタ劇場」はまだ続くとみています。

一方、不正、隠ぺいも相も変わらず、という気がします。以前、このブログでお伝えしたようにこれは氷山の一角だろうと思いますので見つからなかった企業は企業内調査が甘いか経営判断として公表を留めているぐらいな感じでしょう。

この不正、誰が悪い、と言えば答えに窮するところもあります。役所、経営陣、日本人的感覚、ムラ社会的発想など様々なエッセンスの組み合わせではないでしょうか?では、変われるか、ですが、変わる方法が一つ思い浮かびます。人種を混ぜよ、であります。特に一神教教徒(ユダヤ、キリスト、イスラム)は別の意味で真面目で潔癖なところがあり、日本人の「なあなあ」は案外許されなくなります。現実的ではないと言われればそれまでですが。

不祥事特別賞はタカタをぜひとも推したいと思います。申し訳ありませんが、「あんなひどい会社はあり得ない」と声を大にして申し上げます。70-80年代までならいざ知らず、企業ガバナンスという点で最低の会社だったと思います。今、思い出すのは「ヤオハン」という静岡のスーパーであります。のちに世界戦略を打って出て一躍有名になり、あっという間に倒産しました。今だから言えますが、あそこの経営は和田社長というより社長のお母さんの占いで経営判断していました。出店先もお母様に方角占いで決めてもらっていました。

その点、タカタもお母様が実権を握り、息子は記者会見にもろくすっぽ出られなかったマザコン社長でありました。それでも世界の代表的エアバック企業になれたのだな、と考えれば日本の企業成長とは如何に、と思わずにはいられません。

2018年はあまりこういう不祥事は聞かなくて済むよう、成長してもらいたいものです。

では今日はこのぐらいで。 






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