アドバタイジング・ウィークの本質とは?海外カンファレンスでビジネスを創出する具体策を紹介 – MarkeZine

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「Advertising Week New York」の概要

イベント名:Advertising Week New York(以下、アドバタイジング・ウィーク)

開催時期:9月下旬

場所:米国・ニューヨーク

概要:広告のメッカであるニューヨーク、タイムズスクエアで毎年開催されるマーケティング、ブランド、広告、テクノロジーのプロフェッショナル向けのプレミアムイベント。ニューヨークは今年で14回目の開催でロンドン、東京、メキシコシティー、シドニーと開催地が拡大している。

主催:Advertising Week(Stillwell Partners)

URL: http://www.advertisingweek.com/

講演を聴くよりも、ビジネス創出が重要だ

 海外に出張してカンファレンス(やコンベンション)に参加する最終目的は、ズバリ、自社(自己)ビジネスの創出である。「ありがたいお話を拝聴する」とか「講演内容のレポートを書く」ことがカンファレンスの醍醐味や主目的ではない。ビジネス・ゴールを持った人達同士が世界中から「一堂に会し」、互いの目的を前進させるために「会話」を促進させる場所を作ることが、国際カンファレンスの主催者の意図だ。

アドバタイジング・ウィークは、CESについで
マーケティング・広告業界において影響度の高いイベントだ
(Advertiser Perception調査)

 その意味においてニューヨークのアドバタイジング・ウィークは、エージェンシーの参加はもちろん、広告主(マーケター)企業、パブリッシャー&メディア企業、アドテク企業、業界協会のトップが勢揃いしていることから、「マーケティング総括」を目指すフェスティバルとして非常に有効だ。

 クリエイティブに偏ってる訳でもなく、テクノロジーに偏る事もなく、フォーカスは「マーケティング本論」である所に重みがある。賛同企業も年々増え、開催規模も14年間連続で大きく成長している。毎年膨らむプログラム量を印刷ページ数で数えると、今年は330ページを超えた。過去のアーカイブ情報まで含め、アドバタイジング・ウィークの情報量は小さなモバイル画面でのイベントアプリだけでは、とうてい追い切れない蓄積がある。

 東京での「アドバタイジング・ウィーク・アジア」が昨年から開催されたこともあり、「本家」ニューヨークの注目も高まる。毎年日本からは複数の参加ツアーが企画されている。このアドバタイジング・ウィークの前後にはおよそ80人〜100人程の日本の出張者がニューヨークに集まっていることになる。

 毎年の開催場所は、タイムズ・スクエアにゆかりのある「ニューヨーク・タイムズ」社のホールをメイン会場として、近隣の証券取引所のナスダック会場や、コンサートホール等の10数ヵ所のホールで270を超えるセッションが開かれる。

 今年登場した区分テーマを列挙するとAI/マシーンラーニング、ビデオ・コンテント、データ・オプティマイゼーション、メディアの未来、クリエイティブ・ストーリーテラー、ミレニアル・マインドセット、メディア&エンターテインメント、イベント&エクスペリエンス創作、新エージェンシー・ビジネスモデル、ブランド・イノベーション、VR/AR、グローバル・リーダーシップ&ダイバーシティ等があった。

 実はアドバタイジング・ウィークが9月後半にニューヨークで毎年開催されるのは非常に意義深い。米国は学校やテレビ番組の新シーズンが9月からスタートだが、その新シーズン直後にあたる。毎年1月最初に開催されるCESがカレンダー年のスタートとして「今年の傾向」を披露する意味があるとすれば、アドバタイジング・ウィークはカレンダー年をまたぎ「来年を読む」スタートの会合と言える。ちなみに同時期にニューヨークでは各国首脳が集まる国連が毎年開催されており、紅葉のシーズンが始まる心地よい季節も手伝って世界中のVIPが集結する時期だ。ホテル滞在料金は高くなり、通訳者はひっぱりだこだ。






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