内外からの債務懸念に中国企業動じず-利益改善でバランスシート強化 – ブルームバーグ

Home » 04研究開発・生産・物流 » 内外からの債務懸念に中国企業動じず-利益改善でバランスシート強化 – ブルームバーグ
04研究開発・生産・物流, 規模の経済 コメントはまだありません



中国の習近平国家主席や国外の多くのオブザーバーらは、世界2位の経済大国である中国のレバレッジを抑制する必要性を訴えてきた。ほとんど認識されていないのは、中国企業の多くがすでにそれを実行しているという点だ。

  ブルームバーグの集計データで利益と比較した債務の利払い能力を見ると、中国の金融を除く上場企業は平均でこの10年余りで最も良好な状況にある。供給削減や価格の持ち直し、世界貿易の活況が増益を後押ししている。

  このため、中国企業は監督当局によるシャドーバンキング(影の銀行)抑制に向けた取り組みで促されている債券利回りの上昇にも対処しやすくなっている。これでレバレッジ縮小を今後も続け、幅広い波及を招かずに脆弱(ぜいじゃく)な企業を退場させる余地が生まれる。

  会計を巡る透明性の問題は残るものの、投資家が他の主要国に比べて高いリターンを持つ債券市場にあらためて目を向けるきっかけとなる可能性もある。

  CMCマーケッツ・シンガポールのアナリスト、マーガレット・ヤン氏は「収益性環境は国有企業だけでなく、中小規模の企業でもかなり改善した」と指摘。「当局にはレバレッジ縮小の取り組みを進め、金融政策を中立に維持する余地が広がるだろう」と述べた。

  ブルームバーグが最新の届け出を基にまとめたデータによれば、金融を除く本土上場企業約4000社の債務総額は現在、平均で利益とほぼ同規模となっており、1年前の2.4倍から圧縮された。営業利益は利払い費の18倍強と、2016年の5倍から著しい改善を示している。

原題:China Inc. Defies Debt Fears as Profits Beef Up Balance Sheets(抜粋)






コメントを残す