「扱いが難しい人」どう対処すべき? デキる人の“人を動かす方法” – ダ・ヴィンチニュース

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 2002年に英国で発売されて以来、50言語に翻訳された世界的ベストセラー“Rulesシリーズ”の最新刊『できる人の人を動かす方法』が2017年12月14日(木)に発売された。

 同書は、どんな人にも役に立つ「自分も他人もうまくいく」考え方を紹介する1冊。世界標準の“人間関係の原則”を紹介していく。

「扱いが難しい人」の上手な扱い方
 扱いが難しい人にもいろいろなタイプがいるが、どんなタイプであれ拒絶されるよりも大切にされたほうが周りに面倒をかけることが少なくなる。例えば、大きな展示会のチームリーダーとして準備をしている時に扱いにくいメンバーを避けていたら、その人は疎外されたと感じて不満を募らせてしまう。その代わりに、ブースに展示する製品の管理を任せれば、その人はチームの一員として認められたと感じるはず。

 ここで大切なのは「能力が認められたから仕事をまかされたのだ」と感じてもらうこと。経験豊富で段取りがいい、細かいことによく気がつくと言って長所を指摘し、だから任せるのだと伝える。彼らが自分の仕事に誇りを持ち、喜んで働いていれば他のメンバーもずいぶん楽になるはず。問題のメンバーが忙しくしていれば、残りのメンバーは安心して働くことができる。その結果、チームの結束が強まりさらにいい仕事ができるように。問題のメンバーもチームに貢献した体験をすれば、次からはもう少し協力的になるかもしれない。

建設的に批判する
 人を批判するときは、細心の注意が必要。批判する前にするべき最初のステップは、本当に批判する必要があるのか確認すること。まず、一歩引いて全体像を眺めてみるのが大事。批判するのが正しいときも確かにあるが、一方で何も言わないほうが良かったり、タイミングが今ではないというケースもある。例えば、午後に大きなプレゼンを控えている人に「一からやり直せ」と言ってはいけないし、相手が自己嫌悪に陥るようなことを言っても、自分が得るものは何もない。

 批判するときの一般的なルールは、ネガティブなことを言う前に、ポジティブなコメントをすること。そして最後もポジティブなコメントで締めること。例えば「ビジネスモデルがすばらしいと思う。財務計画はもう少し詳しいほうがいいかな。特にキャッシュフローの予測がね…」と言ってから、最後に「でも顧客プロファイリングはよくできている。さすがだね」というコメントで締める。批判されるのが好きな人などいない。もちろん、誰でも向上心はあって、そのために批判を受ける必要もあるが、それでも批判の言葉を聞くのは辛いもの。

 そこで自分ができるのは、相手を具体的に褒めること。そして批判するときは、個人攻撃にならないように注意することだ。例えば、「もっと大きな声を出せ」と言う代わりに「後ろの席は声が届きにくいんだ」と言う。「きみのレポートはわかりにくかったよ」と言うのではなく「フォントは1種類にしたほうが読みやすいんだ」と言う。本当に役に立つポジティブなフィードバックをもらったと相手が感じたのなら、批判は成功したということになる。

 基本的な指針・原則・戦略(つまりルール)は、どんな人にも応用できるものばかり。同書を参考に、人を味方につけて“できる人”を目指そう。

リチャード・テンプラー
旅行代理店、スーパーマーケットチェーン、レストラン、カジノ、大学自治会など、幅広い分野で30年を超えるマネジャー経験を持つ。2003年に出版社White Ladder Pressを創設。わずか4年で「イギリスで最も成功した出版社」と呼ばれるまでに育て上げた。Ruleシリーズは50言語で翻訳される世界的ベストセラーになっている。著書に『できる人の仕事のしかた』『できる人の人生のルール』『上司のルール』『上手な愛し方』『できる人の自分を超える方法』『賢い人のシンプル節約術』などがある。

※掲載内容は変更になる場合があります。






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