サウジアラムコのIPO、東証は落選か (写真=ロイター) :日本経済新聞 – 日本経済新聞

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 【ドバイ=岐部秀光】ロイター通信によると、サウジアラビア政府は11日までに、2018年中に予定する国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)の国外市場の候補として、ニューヨーク、ロンドン、香港の3カ所に絞った。IPO誘致に名のりをあげていた東京証券取引所は選からもれた格好だ。

株式公開を予定するサウジアラムコの設備=ロイター

 アラムコのIPOはムハンマド皇太子が旗振り役の経済構造改革の目玉と位置づけられる。国内の証券取引所と国外の取引所に株式の最大5%を上場し、最大1000億ドル(約11兆円)を調達する。この資金を元手に世界最大の政府系ファンドを育成し、国内の雇用創出につながるような産業を振興する計画だ。

 最終的な上場先は、近く皇太子自身が決定するとみられるが、最終候補となった3つの取引所のすべてに上場する可能性もある。また、上場先を国内だけとし、残りを中国の投資家向けに譲り渡す案も出ている。

 東京とともに誘致を表明していたシンガポールやトロントも候補から外された可能性が高い。

 石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟の有力産油国と進めた協調減産の効果で原油価格は底堅く推移し、アラムコの企業価値は高まっているとみられる。一時はIPOの延期や見直しを迫られているとの観測も出ていたが、計画通りの実施にサウジ政府は自信を深めているもようだ。

 東証を傘下に持つ日本取引所グループは「そのような事実は把握していない」(広報・IR部)としている。






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