AstraZeneca PLC 2017年第4四半期・通年業績 – ニコニコニュース

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ファイナンシャルサマリー

財務ハイライト
· 総売上高は、ガイダンスに沿って通年で2%減少しました。社外提携収入は年間で37% (CERベースでは38%)増加し、23億1,300万ドルでした。8億2,100万ドルの年間継続的社外提携収入4の総社外提携収入に対する比率は35%です。(2016年度は3億5,600万ドル、21%)。

· 通年のコスト管理は継続:
– 報告ベース研究開発費は2%減の(CERベースでは1%減) 57億5,700万ドル;中核研究開発費は4%減の(CERベースでは3%減)54億1,200万ドル。
– 報告ベースの中核販売・一般管理費は9%増(CERベースでは10%増)の102億3,300万ドル;中核販売・一般管理費は4%減(CERベースでは3%減)の78億5,300万ドル。

· 通年報告ベースEPSは2.37ドル、通年中核EPSは4.28ドルであり下記を含みます。
– 報告ベース税引後利益に対し2017年第4四半期に生じた正味減税額は6億1,700万ドル。これは、米国の連邦法人税率が35%から21%に引き下げられたことによる繰延税額の調整を反映しています。
– 2017年第4四半期に生じた報告ベースおよび中核税額に対する正味減税額は3億2,100万ドル;2017年度の報告ベース税率はマイナス29%、2017年度中核税率は税金引当額の減少により14%。

· 取締役会は当社の累進的配当方針の堅持を再確認しました。1株当たり1.90ドルの第2回配当が公表され、年間配当は1株当たり2.80ドル(変動なし)となりました。

· 2018年度ガイダンス(CERベース):製品売上は1桁台前半の増加;中核EPFは3.30ドル~3.50ドル。

最高経営責任者(CEO)パスカル・ソリオの業績に関するコメント:
「年間を通じアストラゼネカの収益は改善し、当社が着実に難関を脱しつつある兆候が見られます。当社は、営業活動の力強い遂行に助けられ、有望なパイプラインを最大限に活用し、当社のサイエンスをより多くの患者さんにお届けしています。当社は主要治療領域全体で力強い進捗を果たし、中国においては力強い成長を達成しました。

CVMD領域の治療薬であるブリリンタおよびフォシーガ(米国商標名Farxiga)がブロックバスター(年間売上10億ドル以上の製品)に成長する一方、当社は、呼吸器領域における当社初の生物学的製剤であるファセンラならびに新規抗がん剤であるデュルバルマブおよびCalquenceを上市しました。当社は昨年5つの新薬を患者さんにお届けするとともに、リムパーザおよびタグリッソを含む既存の治療薬のさらなる可能性を引き続き見出しました。

当社は累進的配当政策の継続を堅持しています。また、強力なパイプライン、良好な売上業績およびコスト管理の継続により、当社の戦略は奏功しています」。

営業ハイライト
2017年第4四半期の製品売上は4%(CERベースでは3%)増の54億8,700万ドルでしたが、これには最初の9カ月に関連するプラス調整が含まれています。これらの調整の大部分は旧来(レガシー)製品に関連するものです。成長基盤は今年度その勢いが増し、その総売上高に占める割合は68%でした。通年で5%(CERベースでは6%)成長し、第4四半期には12%成長しました。

· 新興市場:長期目標にそって通年売上成長率は6%(CERベースでは8%)。中国の売上は、新薬の上市に支えられ、通年および第4四半期にそれぞれ12%(CERベースでは15%)、33%(CERベースでは30%)成長。

· 呼吸器:通年売上は1%減; 2017年第4四半期の売上はシムビコートおよびパルミコートの業績改善を反映し、10%(CERベースでは8%)増。

· New CVMD(循環器・代謝疾患、糖尿病)5:通年売上は9%成長。第4四半期の売上は、それぞれが年間売上10億ドルを超えるブロックバスターに成長したファシーガおよびブリリンタの堅調な業績により、23%(CERベースでは21%)増。

· 日本:本年下半期クレストール後発品参入の影響により一部軽減されたものの、タグリッソとフォシーガの成長に支えられ通年売上は1%成長(CERベースでは4%増)。

· New Oncology6:通年売上は98%成長。タグリッソの売上は9億5,500万ドルに達し、最大の売上を有するアストラゼネカの抗がん剤に成長。デュルバルマブの売上は通年の1,900万ドルに対し第4四半期は1,800万ドル。
2018年度 ガイダンス
本セクションの全ての数字は恒常為替レートに基づくものです。当社は製品売上および中核1株当り利益(EPS)に関してのみガイダンスを提示します。

上記製品売上の成長は主に年度の下半期に見られると予想されます。これは、特にヨーロッパと日本におけるクレストールに関する後発品との競合による影響の継続を反映しています。

四半期間の業績変動は継続すると予想されます。買収関連債務により生じる公正価格調整、無形資産減損費用および訴訟和解引当金を含む報告ベースの結果の重要な要素を正確に予測することはできませんので、報告ベースのガイダンスならびに指標を提供することは不可能です。英語原文発表の末尾にある「将来予想に関する記述についての警告文」をご参照ください。

2018年度為替の影響
2018年1月の平均為替レートおよび当社が発表した為替感度のみに基づき、2018年度において製品売上に対する為替変動のプラス影響は1桁台前半、中核EPSに対しての影響は最小限であると予想されます。為替感度の更なる詳細は英語原文発表の営業・ファイナンシャルレビューの項に示されています。

2018年度追加解説
上記ガイダンスに加えて、当社は英国時間の2月2日に前年度との比較で2018年度の追加指標を提供しました。

· 社外提携収入およびその他営業収入は2017年度との比較で減少すると予想されます。長期成長戦略の一環として、当社は、パイプラインの継続的生産性を反映する現金創出および価値増大に資する適切な社外提携活動に注力し続けています。また、当社はポートフォリオ売却管理の継続および経時的な3つの主要治療領域への焦点の強化に注力しています。

· 2018年度の中核研究開発費は1桁台前半の減少から変動なしの幅に収斂すると予想されます。この予想にはMSD(米国ニュージャージー州ケニルワースに本社を置くメルク社、米国、カナダ以外ではMSDとして知られる)との提携による開発コストへのプラス影響が含まれます。

· 当社は、事業運営およびインフラ費用削減への注力を維持します。しかし、2018年度の総中核販売・一般管理費は、コントロール不良の重症喘息治療薬ファセンラおよび局所進行切除不能肺がん治療薬デュルバルマブなどの上市および可能性のある上市支援に焦点を絞った経費を反映し、1桁台の前半から半ばの増加が見込まれます。また、当社は事業再構築費の対前年度比での減少を予想しています。

· 中核税率は16-20%(2017年度:14%)。

サイエンスのリーダーシップを達成
下記の表は前回業績発表からの後期段階パイプラインの成功事例を示すものです。

注:
1. 恒常為替レート:これらは報告ベースの結果から為替変動の影響を除外しているためGAAPとは異なる財務指標です。
2. 報告ベース財務指標は一般的に認められた会計原則(GAAP)であるIFRSに準拠して提示された当社の財務業績です。
3. 中核財務指標:これらは報告ベースの業績とは異なり、グループの財務諸表にある情報から直接算出できないためGAAPとは異なる財務指標です。中核財務指標および中核ベースから報告ベースへの財務指標の調整の定義は、営業・ファイナンシャルレビューを参照ください。
4. 継続的社外提携収入は、(一時金の対価に関し、契約あるいは取引の完了日の時点で認識される社外提携収入として定義される) 初回社外提携収入を除外した社外提携収入と定義されます。継続的社外提携収入にはロイヤリティ、マイルストーン、利益分配所得等が含まれます。継続的社外提携収入と初回社外提携収入は、グループの財務諸表にある情報から直接算出できないためGAAPとは異なる財務指標です。
5. New Cardiovascular and Metabolic Diseases(循環器・代謝疾患)にはブリリンタおよび糖尿病治療薬が含まれます。
6. New Oncologyはリムパーザ、タグリッソ、イレッサ (米国), デュルバルマブおよびCalquenceにより構成されます。

別段の記載がない限り、伸び率はすべて実質為替レートベースで示されています。実質および恒常為替レートベースの伸び率が同率の場合単一の成長率のみが示されています。別段の記載がない限り、本発表にあるすべての解説は前年度との比較における2017年の通年業績に関する内容です。

パイプライン:予定されている主なニュース
イノベーションはアンメット・メディカルニーズへの対応に不可欠であり、当社の成長戦略の中心にあります。研究開発への集中はパイプラインの強い結果を生み出すことを目的としています。

コンファレンスコール
経営陣の主催による投資家およびアナリストを対象とするプレゼンテーションの生中継およびウェブキャストは、英国時間の2月2日12:30に開始されました。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.com/investor-relations.html からアクセス可能です。

業績発表カレンダー
当社は2018年5月18日に2018年度第1四半期の財務業績を発表する予定です。

製品売上高
主要医薬品の業績を以下に示します。地域別業績は次ページに示しています。

地域別製品売上高

新興市場
製品売上は6%増の61億4,900万ドル (CERベースでは8%増)

中国の売上は12%伸長し29億5,500万ドル(CERベースでは15%増)となり、新興市場売上全体の48%を占めました。今年度中にオングリザおよびイレッサが中国の償還医薬品リストに収載され、その後ブリリンタ、フェソロデックスおよびセロクエルXRも収載されました。この収載による恩恵は2017年度以降の製品売上に良好な影響を与えると予想されます。クレストールは2次治療としての使用の制限が解除され、ゾラデックスはホルモン・内分泌剤から抗がん剤へとその分類が変更され、引き続き成長を支持すると期待されています。本四半期に中国の売上は、上市された新薬の堅調な業績を反映し、33%増の力強い成長を達成しました(CERベースでは30%増)。タグリッソは2017年に中国で上市されました。

一方、中国を除く新興市場の売上は2017年第4四半期に7%減少しました(CERベースでは6%減)。この減少は主にロシアと南米の困難な状況ならびに2017年度に社外提携あるいは売却された医薬品によるマイナス影響によるものです。南米(ブラジル以外)の売上は12%減の4億5.300万ドルでした (CERベースでは10%減)。ブラジルの売上は、4%増の3億6,100万ドルでした(CERベースでは5%減)。ロシアの売上は1%減の2億3,100万ドルでした(CERベースでは14%減)。シムビコートの売上は、処方需要の伸びを反映し、南米と中国における顕著な業績により、9%成長し4億3,900万ドルでした(CERベースでは10%増)。

米国
製品売上は16%減の61億6,900万ドルでした。2017年第4四半期の米国の売上は、一部2017年の最初の9カ月に関連するプラスの調整により、9%成長し、17億7,000万ドルでした。

通年売上の減少はクレストールおよびセロクエルXRの売上に影響を与えた後発医薬品の発売を反映しています。不利なマネジドケアの価格設定および継続する熾烈な競合が影響しシムビコートの売上は12%減少し10億9,900万ドルでした。

米国のNew Oncology成長基盤は50%成長し6億700万ドルの売上を達成しました。この成長は主にタグリッソの本年度の通年売上が59%と大幅に伸長し4億500万ドルに達したことを反映しています (2016年度通年は2億5,400万ドル)。米国におけるブリリンタの売上は46%伸長し5億900万ドルでした。米国のNew CVMD成長基盤はフォシーガとブリリンタの堅調な業績を反映し5%増の19億4,200万ドルでした。

ヨーロッパ
製品売上は6%減の47億5,300万ドル(CERベースでは7%減)。

ヨーロッパのNew Oncology成長基盤は、一部1億8,700万ドルのタグリッソの売上にけん引され、102%成長し、3億1,700万ドルの売上を達成しました(CERベースでは99%増)。リムパーザの売上は60%増の1億3,000万ドル(CERベースでは58%増)でした。フォシーガの売上は 29%増の2億4,200万ドル(CERベースでは28%増)でしたが、この成長と同時にBriliqueの売上も14%成長し2億9,500万ドルでした(CERベースでは13%増)。しかし、これらの実績を、シムビコートの売上が10%減少して8億1,900万ドルであったことを含む他の領域での売上減が上回りました。 ただし、シムビコートは先発品およびアナログ製剤との競合にもかかわらず、ISC/LABA(吸入ステロイド・長時間作動型β刺激薬) のトップブランドとしての地位を維持しました。クレストールの売上は、本年度中に複数の市場で後発医薬品が参入したことを反映し、23%減の6億6,600万ドルでした。

ROWの既成市場
製品売上は安定し30億8,100万ドル(CERベースでは1%増)。

日本の売上は1%増加し22億800万ドルでした(CERベースでは4%増)。年間を通じ、日本のEGFR T790M変異検査率は90%を超え、タグリッソの通年売上は、現在承認されている2次治療における高い浸透率を反映し、2億1,900万ドルでした。日本のフェソロデックスの売上は本年に取得した新適応症によりプラス影響を受け、14%増加して7,200万ドルでした (CERベースでは17%増)。

日本においてクレストールの最初の後発競合品が2017年第3四半期に発売され、更なる後発競合品が第4四半期に市場参入を果たしました。日本のクレストールの通年売上は6%減の4億8,900万ドル(CERベースでは4%減)、第4四半期では26%減の9,500万ドルでした(CERベースでは21%減)。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。また、炎症、感染症およびニューロサイエンスの領域においても、他社との提携を通じて積極的に活動しています。当社は、100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については http://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。

日本においては、主にオンコロジー、循環器・代謝疾患、呼吸器・自己免疫疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはhttp://www.astrazeneca.co.jp をご覧ください。

配信元企業:アストラゼネカ株式会社

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