VW、新CEOにディース氏 権限集中、経営陣刷新で技術革新の波に備え – SankeiBiz

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 ドイツ自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)は12日、VWブランド責任者のヘルベルト・ディース氏(59)を最高経営責任者(CEO)に指名したと発表した。経営陣を刷新し、組織も再編する。新リーダーの下で業界の伝統的なビジネスモデルを一変させる技術革新の波に備える。

 発表によると、ディース氏がマティアス・ミュラー氏の後任としてCEOに就任し、グループ全体の技術も統括する。

 人事刷新により権限をディース氏に集中し、同氏は引き続きVWブランドを率いる。高級車ブランド「アウディ」のトップ、ルパート・シュタートラー氏はVWグループ全体の販売責任者にも就く。グループの12ブランドは、VW、シュコダ、セアトをはじめとする「大衆車」、アウディなどの「高級車」、ポルシェやランボルギーニなどの「超高級車」、そして株式上場を計画しているトラックや特殊車両などの「商用車」の4部門に分ける。

 VWの改革能力を投資家に示す上で、ディース氏のCEO起用が鍵を握る。VWは過度の支出や予算規律の緩みにより、2015年9月にディーゼル車の排ガス不正が発覚する前から利益率は低下していた。電気自動車(EV)や自動運転車の時代に備え、新経営陣は早い段階からVWブランドから12ブランド全体に改革を広げられるかが問われる。

 ディース氏は声明で、「私の最も重要な使命は、経営陣や従業員とともに進化を追求し、世界をリードする“持続可能なモビリティー(移動手段)”の提供者としてVWの地位を確立することだ」と宣言した。(ブルームバーグ Christoph Rauwald)






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