アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/8AT)【海外試乗記】 – webCG

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ルックス通りのリアルスポーツ

翌日には一般道でもステアリングを握った。サーキットで走らせた車両がカーボンコンポジットブレーキ、スポーツエキゾースト付きだったのに対して、こちらはスチールブレーキ、標準エキゾーストという仕様である。

サスペンションは硬すぎることなく、乗り心地はまずまず。しかしながら率直に言ってロードノイズは大きく車内での会話は少しばかり声を張り上げる必要があるし、ギャップやうねりを通過する際の突き上げも小さくはない。DB11より短いといってもホイールベースは2704mmもあると考えると、もう少しフラット感があってもいい。

総じて、ゴルフバッグ2セットを収めるラゲッジスペースを備えるなど十分な実用性を有するヴァンテージだが、ツーリングやデートには、いささかハードだなというのが率直な印象だ。開発陣は、「ポルシェ911カレラGTS」を性能指標にしたと話していたが、パフォーマンス的にも、そしてドライビングダイナミクスの面でも、このヴァンテージ、むしろ「GT3」の方が近い存在だと評することができる。そう考えれば、この味付けも納得できないではない。GTが欲しいならDB11を選べばいい話。ヴァンテージはリアルスポーツ。それは、まさにルックスからして分かっていたことである。

「獰猛」、「肉食」、「アグレッシヴ」……そんな形容詞を使いたくなる外観の通り、とにかく走りへの欲求をかき立てるクルマに仕上がっている新型ヴァンテージ。そう、見た目だけでなく走らせても、良い意味で従来のイメージを大きく覆す一台の登場だ。

(文=島下泰久/写真=アストンマーティン/編集=堀田剛資)




試乗会場に並べられた、さまざまな仕様の「ヴァンテージ」。無数に用意された内外装のコーディネートや装備などの中から、好みのものを選び、“自分の一台”を仕立てていけるのも、プレミアムブランドの醍醐味(だいごみ)といえる。
試乗会場に並べられた、さまざまな仕様の「ヴァンテージ」。無数に用意された内外装のコーディネートや装備などの中から、好みのものを選び、“自分の一台”を仕立てていけるのも、プレミアムブランドの醍醐味(だいごみ)といえる。拡大

「ヴァンテージ」には3つのモードから減衰力特性を選ぶことができるアダプティブダンピングシステムが搭載されている。
「ヴァンテージ」には3つのモードから減衰力特性を選ぶことができるアダプティブダンピングシステムが搭載されている。拡大

テールゲートは「DB11」とは異なり、リアウィンドウも一体となって開くハッチバック式。トランクルームにはゴルフバッグを2つ積むことができる。
テールゲートは「DB11」とは異なり、リアウィンドウも一体となって開くハッチバック式。トランクルームにはゴルフバッグを2つ積むことができる。拡大

従来モデルから大幅な進化を遂げた「ヴァンテージ」。すでにレーシングバージョンの「GTE」もお披露目されており、世界耐久選手権をはじめとしたさまざまなレースへの投入が計画されている。
従来モデルから大幅な進化を遂げた「ヴァンテージ」。すでにレーシングバージョンの「GTE」もお披露目されており、世界耐久選手権をはじめとしたさまざまなレースへの投入が計画されている。拡大



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